あお日記

2002年12月16日(月) 温泉旅行

 一通りダム湖を周遊し終えて多少小腹が空き始めたので時間を確認すると午後の1時を過ぎていたと思う。といっても美味いメシを食わせるような店などあるわけもない山奥なのと参加者全員燃費がよかったのでそのまましばらく周遊することになった。

 ここでミルが提案したのが近場の尾根の上にあるそこそこ名のある神社に行くことであった。方法としてはダム湖から伸びている車道沿いに徒歩で登るのがひとつ、川沿いを多少逆戻りして登山口付近にあるロープウェイを利用するのがもうひとつの手段だった。関西方面に一人旅をした際に軽装で山に挑み苦い思いをした私はその経験もあってか後者を選んだのだが、あとの3人は「時間がある」という理由で徒歩、有無を言わさぬ多数決でボヤいた私の言葉に数時間後の女性陣は納得しただろう(笑)。ミルだけは中学の頃登山部ではるかに高い山々に登った経験があるのでハイキング程度のこの時はなんでもなかったようだ。

 1時間半ほどかかって神社に辿り着いた頃はミル以外は見るからに無口でヘロヘロであったが、神社仏閣好きな明の興味のおかげで散策らしい体裁は保ったようだ。下山はさすがにロープウェイ、登ってきた苦労がウソみたいにあっという間で降りてきた。それからバスを乗り継いで目的の国民宿舎を目指したのだが、引き続き無口だった女性陣はさすがに空腹が堪えたようだ。

 山の冷たい小雨がより一層、温泉への渇望を駆り立てたに違いない。演出としてはとてもよいものだったが普段会っている時の我々でしかないことに気付きつつ、揺れるバスの車窓と彼女らの後ろ姿を交互に眺めていた。



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