あお日記

2002年09月16日(月) ベイブリッジ


 私のターニングポイントとなった地点がこれまでいくつかあったのだが、その瞬間に恋をしていた相手は3人とも「横浜」という地で会っていた。先に書いた『嶋さん』と最初で最後に会った時も、これからお話しする『いっちゃん』の笑顔に確定的な魅了を感じた地も、今現在付き合っている彼女さんとはじめて会った地も...横浜だ。

 自分ではそれほど縁のあった地だとは思っていないし、数えるほどの回数しか訪れたことのない場所であるが、どうも因縁があるらしい(笑)。


 行きは一般道を通って行ったと思う。運転や道順などは周さんや銀さんに任せるしかないので、高校生たちは異様で甘美な暗がりの車内で大いに盛り上がっていた。

 私は行きも帰りも銀さんの車にお世話になりずっと銀さんの真後ろ。行きは助手席に住吉で後ろは確かミルだったと思うが、もしかしたらミルはいなかったかもしれない。それくらいまだ影の薄いというか簡単にいえば人見知り中だったのだろうが、彼についてはそう簡単に言えない面があるので、それまた後日あらためてお話します。

 銀さんの車は終始後ろだったので、前の車の後席に座った一際長身のラザがやけに目立っていた。持ち込んだトランシーバーでのやり取りとシンクロして車内が歓喜に包まれる様がラザの頭の振られ具合でよく分かった。

 そう、みんな楽しんでいた。拡声器から聞こえるいっちゃんの声に緊張しても、それすら楽しいと思う自分がいた。彼女と冗談を言い合える自分がそこにはいた。それに反応して笑いに包まれる様子が拡声器から届いた。

 とりあえず目的地は車で出てから決める、今回もそんなノリだったようだ。時間的に横浜周遊を楽しむ時間などはないので、当時完成して間もない横浜ベイブリッジを見に行くことで全会一致。


 さて、これから一路横浜へ行くとしますか(笑)




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