| 2005年06月15日(水) ■ | ||
| 夏目 ― けーふけふ。 ― | ||
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本日の授業 ・日本語の基礎 子供というのは総じてかわいいものだ。そこに天使のようななどという形容詞は勿論つかない。しかしかわいいのだ。 例えば、会う度に心抉られる幼稚でストレートでワンパターンな台詞を吐かれ、子供ながら加減のないパンチやキックを食らわされ、かなりムカつく糞ガキがいる(いやでもでもこいつはわざわざこんなことをしにくるからきっと私のことが好きなのだ。愛い奴め)。 十二月に入った頃、そいつにたまたま会った。しかし大人しく何もしてこない。不思議に思って抱き上げてみたが(軽い奴だ)ぶすっと機嫌悪そうな顔をするだけで、やはり何もしてこない。若干抱き上げられたことに対してもがく程度だ。「どうした、具合でも悪いの」と、思わず聞いた。いつもなら髪を引っ張り顔を引っかかれ、とてもじゃないが無事では済まない事態であるはずなのに、やはり彼は大人しい。「ヤなことでもあったのか」と聞くが不機嫌そうにぷいっと顔を背けられた。「おやつ誰かに取られた?それともまたなんかやって怒られた?」腕に抱えながらそう聞くと、彼は眉根を寄せて男の顔つき(つまり決意した真剣な顔)をして私を見た。「おれは今月イイコにしてんだっ」だから余計なちょっかいはするなとまあ多分そういうことなんだろうけども。「なんで今更イイコ?」「お母さんがイイコのとこにしかサンタは来ないって言った」サンタ!子供の頃待ち焦がれた何故だか知らないが見知らぬ子供に玩具を買い与えてくれる家宅侵入のプロである異国の老人のことだ。そして時が移りゆくにつれいつの間にか(或いは強制的に)身内の犯行だと気付いてしまうある意味残酷な子供時代特有の夢の産物、サンタ!「だからおれは今月イイコにしてなきゃいけないんだ」男の顔をした彼はだから暴れて腕の中から逃げていくようなことはしないのだ。「でも今まで散々私にひどいことしてきたから、今更イイコっつってもサンタさん許してくれないかもよ?」と、まあ意地悪なことを言ってみる。私も大概大人気ない。が、「サンタはお前みたいに心狭くない!」とまあ逆にやり返されてぐさっと心に刺さったわけで。中々やるなこいつと、十も年下の子供を本気で見直してしまった。 さて、こうやってどれだけムカつく子供だろうがやはり子供だから、何をされても言われても結局かわいいなあと許せてしまう。特権的に持っている「子供」というパスを実に有効に使っている部分もあれば無意識的に使っている部分もあり、それでも結局最後はサンタを信じてその月だけイイコにしていようと固く決意しちゃう彼のように、根本的に素直で邪気などまるでない存在なのだ。年を重ねるごとに世の中で効率よく生きていく術を吸収してそんな心など失われてしまうのだが、だからこそ今のその微笑ましいエピソードを周囲の人間はできるだけ覚えておくべきだと思うのだ。そしてできるならば彼が将来結婚する時にでも奥さんに或いはその子供にそっと教えてあげたいものだと、まあそんな意地悪なことを考えているわけである。散々痛い目にあわされたのだからそれくらいは許されるだろうと長期展望の復讐だ。 それにしても現金な奴でサンタからプレゼントをもらった次の日から早速いつものようにやられた。いっそお母さん「一年間イイコにしていないと」とこいつに言ってあげてくれないだろうか?今日も足跡のついたジーンズを洗いながら思うわけである。 ――――なんていうエッセイを書いてみました…。コンセプトは何処から作り物で何処から真実か?というものです。 村上春樹は面白い! 先週のこの授業で書いた村上春樹の「リストランテの夜」の続きを書けという課題が帰ってきまして。 「七枚も書いたのにタイトルも名前も書いてないのがいる」 と言われ、冷や汗…書いた記憶があるようなないような…あははは。まあでも顔は覚えられていたので点数はつけてくれたみたいなんですが、別の授業ならゼロですよ評価…焦ったー。 「40分でここまで考えられて書けるのは凄いねえ。吃驚したよ」 と言われ有頂天になりつつ、やっぱり世界は広いです。読ませてもらった他の人のお話は綺麗にまとまっていて面白かった…!あの才能がほしいなあ。 文章っていうのはトレーニングと才能ですから。 本日の天気 ・雨 いやはや頭痛が…ずんずんと痛いですよもう。薬なんて効きゃしねえっつの。こめかみがーどっくんどっくん言っとります。血圧が高いんですかなんでですか。 ついでにいうとどうにも体調も悪いようなんですが…もしかして風邪だったりとかするんですかね?うーん。困った。別に困らんが困った。 取り敢えず頭痛がおさまってくれんことにはなんともなあ…キィ。 本日のイライラ ・貸し借り 大学のまあナミってやつなんですがこいつがとにかく「貸す」っつったものを貸してくれない。じゃあ社交辞令か気にしなきゃいいのかと思っていても何かにつけて「ああそういえばアレ貸すよ」と言った具合に貸すという約束だけはやたらする。けど持ってこない。 本日は雨でしたねえ。夏目は貸すってゆってた南野さんの「好き愛」を持って行き、また別の子に貸す本も持って行きました。したら教場についてぱっと彼女を見たら身軽そうだ。ああまたか…と思って昨日「持ってくんねー」とか言っていたばっかなのにと頭痛も手伝って腹が立って「お前持ってこいよなんなんだよ」と怒る。したら彼女「今日雨だし学校のあと友達と出かけるから持ってこんかった」と。持って帰るンは夏目やから別にお前天気とか帰りのこととか気にせんでもええよね?と思いましたが笑顔で「明日忘れたらぶっ殺す」と言って差し上げましたとさ。 因みに彼女は散々借りるはいいけど返さないのでも不評デス。 本日はルイヒルデー。 感想はサイトの呟きでどうぞです。 いやーもールイたーんとか思いながら見ちゃった。 あーオカッパサイト様がどんどこ…(泣 完全に頁がなくなるまで放置…! 男前のオカッパ大好きでした。お疲れ様でした。 ではでは。 本日はコレにて失礼。 |