危険域。 Master:(c)夏目

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2005年05月17日(火) ■
夏目 ― クッキング ―







 学校から帰る電車の中で、不意に「肉じゃが」が食べたくなった。
 本日母上はライブ二日目で夕飯は自分で作らんとあかんのですよ。
 でも夕方になると熱が上がってくるのか吐き気が酷くて、とてもじゃないですが買い物をして帰る余裕なんてなかった…。
 でも結局買い物をして帰ることを決意。
 そろそろあれです、卵掛けご飯とかね、目玉焼きとか納豆とか、寧ろそれは女子大生としてどうだろうという食事に飽きはじめ…っつか食事とも言えないですか。
 夏目は自分の好物だけは自分で作れるように、というなんだかよくわからない信念の元に食生活を営んでいるわけでして、だから好物のシチューとかオムライスとかチンジャオロースとかマーボー豆腐とかは作れるんですねェ。最近新たに覚えたのはサーモンの包み焼きー好きー。
 でもね、完成体をお見せするのはやぶさかではないのだけれども調理過程と味はちょっとあれですね、とても人様には…げふげふ。
 自分で食べる分には全然構わんのやけどね。
 取り敢えず肉じゃがも夏目の好物のひとつで、食べたくなるといつも祖母の家に行って作ってもらって持って帰ってきていたわけです。我が母は肉が嫌いなので肉じゃがを作ってと言っても肉抜きになるから…。

 「肉じゃがかぁ…取り敢えず肉やね、肉…牛かね。うん、牛だろ。あとジャガイモやろ…玉ねぎか…どうしようかなァ玉ねぎ…嫌いやんな。でも入れんと美味くないって言うし…とけるほど煮込めば宜しいかろ。うん。あとはー砂糖と醤油はあるやろーみりん…みりんやっけ、なんか入れるよなー…うーんわからーん。取り敢えず買う。あと糸こんにゃく…好きー…あれ、ない。うーん…しらたきじゃ駄目かしら。いいや、似てる。うん、しらたき」

 とかひとりで頭の中でぶつくさ呟きながらカゴの中に商品を突っ込む。
 牛肉:200グラム
 ジャガイモ:一袋
 玉ねぎ:三つ
 みりん:小さいの
 しらたき:一袋
 合計で1029円でした。
 よかった…財布の中身考えてなかったよギリギリだった…。
 気持ち悪いなァと思いながらバス停に向かって死にそうな気分でお家に帰りました。
 しばらく布団の上をごろごろと転げ周り、吐くー吐くー寧ろ吐けたら楽になるーとか呻いておりました。
 そんなことを二時間もしていて、漸く我慢できるほどになったのでさっさと作ってしまおうと…台所に立ちました。
 多分ここからが夏目のお見せできないシーンになっているはず。
 題して「夏目ンの感覚的肉じゃが講座」


 ジャガイモ剥き。
 アンガールズ見ながら向いていたら四つ剥くのに20分かかりました。
 玉ねぎ剥き。
 泣きながら剥き…二度と玉ねぎなんか剥かないと心に誓った。因みに一個。
 しらたきを適当に叩き切る。
 肉はなんかジャストサイズだったので…いいかなって。

 鍋に油ひいて、肉と玉ねぎをぶち込んでいためる。
 取り敢えずわからないからジャガイモも入れてみる。
 ダシが必要だって言われたから(ママンに)白ダシを薄めて適当に満たしてみた。
 ここまで来てどう考えても…量が多い。多いよ。溢れそうだ。
 でも気にしないで取り敢えず煮込んでみる。
 どこでみりんとか砂糖とか入れていいかわからん。
 なんかアクが出てきたから抜いてみる。
 そろそろわからないので砂糖とみりんと醤油を感覚的目分量でドバっと入れてみる。
 適当にかき混ぜてみた。
 それ以上多分何も入れないはずだろうと思ったので、蓋をして弱火で煮込む。
 煮込む。
 煮込む。
 煮 込 む。

 なんとなく見た感じ色が薄かったので味が足りない気がして何が足りないのかわからないから取り敢えず醤油を足してみた。
 それでもなんかわからないので砂糖を足してみた。
 多分食べられないことはないと思うんだけども…味見してない。


 さーて今日の晩御飯は納豆掛けご飯です。(ぇー
 嘘ですちゃんと食べられますから…た、多分。
 まだ味見してない…誰か勇気ある人、夏目家まで来て下さい。
 大体材料とか味付けとかそんなンあってるかすらわからないよ…。






 そろそろ日傘でも買わないと…。






 ではでは。
 本日はこれにて失礼。


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