危険域。 Master:(c)夏目

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2005年05月16日(月) ■
夏目 ― クカー ―




 本日夏目に迷言

 夏「ごめん、もう帰んね」
 友「門限あったんだっけ?」
 夏「う う ん 。 今 日、七 時 か ら 大 岡 越 前 な の

 かっこいいなァ、お奉行様…(悦




 

 「誰も知らない」をスカパで見ました。
 主人公カッコいいですよ…最近こんなことばっか言ってますね夏目。守備範囲が低年齢化しているのかしら…いやいや、おぢさま好きは健在です。

 感想
 実際にあった事件を元にしている作品だということなんですが、見ていると切ないというか辛い。
 特に明が三人の兄弟を支えていくのが面倒になって、一時、僅かしかない金を自分のために使い、あまつ友達を繋ぎとめておきたいがためにもので釣るというあのシーンは、夏目の嫌いな友人関係なので切なかった。
 四月に入って入学式が済めばすぐに切られてしまい、それで我に返ったわけですが、その頃にはもう全てが遅かったのかもしれない。
 母親の神経がわからないのと同時に、何故母親に連絡をしなかったのか、警察や大人に助けを求めなかったのか、その辺りは子供なりに浅はかででもとても真摯な感情に従ったためじゃないかなァと思ったわけで。
 「家族を守りたい」「一緒にいたい」「お母さんを困らせたくない」というところでしょうか。
 一度の電話で漸くお金を得た明達ですが、それではもう遅すぎたわけです。
 帰ってくるつもりのない母親、それでも待ち続ける子供、という構図ならそれなりにドラマチックではあるのでしょうが、この作品は「帰るつもりはあるけどまだ任せていいよね」という感じの母親に、「いつものことだと思っていたけど今度は長いな、でも帰って来るんだろうな」と思っている感じの子供達。勿論最後のほうには諦めていますがね。
 以下ネタバレ。

 4人の子供は全て父親が違う。
 母親は4人の子供の出生届を出していないため、彼らには戸籍がない。そのため学校に行けるわけもなく、世の中には存在していないはずの人間だった。
 母親は明を「うちの息子です、小六で頭がいいんですよ」と引越の挨拶をして回った。
 しかし、実際彼らが家に入り、荷解きをしていると、ふたつのトランクケースからひとりずつ男と女が出てくる。次男シゲル(9歳くらい?)と次女ユキ(5歳くらい?)であり、更に夜、明が駅前まで最後の兄弟である長女京子(11歳?)を迎えに行くと、一気に部屋の中は5人になった。
 母親の性格は明るく気まぐれで快活。
 「じゃぁこのお家で暮らしていくルールね、絶対に部屋から出ないこと、大きな声で騒がないこと」と子供達に約束させる。例外は、明、そして京子は洗濯をする場合のみベランダに出てもいいということ。
 「明は兄弟達のことをよろしくね」と、長男である明は下三人の面倒を見、家事をこなしていた。
 ある日、母親は仕事から帰って来ると子供達を起こし、それぞれの父親のことを嬉しそうに語った。子供たちはそれを幸せそうに聞き入り、そして母親もそれを幸せそうに語る。
 明は「お母さんね、好きな人ができたの」という母親からの言葉を聞いていた。子供のことを告白し、大きな家にみんなで住めるかもしれないねと母親は嬉しそうに言う。
 けれど、母親は「クリスマスには戻るから、それまでよろしく〜」と笑顔で荷物をまとめて大阪に行ってしまった。

 その日から、誰も知らない彼らの生活がはじまった。

 知られてはいけない子供達は家の中に大人しく納まっていた。
 明は弟妹達のために御飯を作り、家事をこなした。京子は洗濯を。幼い弟妹たちはひたすら騒がしかった。
 しかしクリスマスに、母親は帰ってこなかった。
 母親は勤め先を辞めていて連絡がつかなかった。
 明はその事実をひとり胸に秘め、コンビニで万引きの疑いを掛けられた時に助けてもらった女性に、お年玉袋に兄弟達の名前を書いてもらい、それを「お母さんからだ」と嘘をついて兄弟達に渡した。
 京子は字の違いに疑いを持ったが、明には何も言わなかった。
 電気・ガス・水道が止まる。
 水は外で汲んだ。洗いものも外。
 次第にお金に困り、食べ物はコンビニから賞味期限の切れたものをもらっていた。
 ある日、ひとりの女の子に再会する。
 イジメを受けていた彼女は、日中、明達が水汲みをしている公園のベンチで時間を潰していた。
 彼らはすぐに仲良くなり、女の子は明達の家に足を踏み入れるようになった。
 「あたしがお金あげるよ」
 年配の男性とカラオケを共にするという、援助交際まがいのことをして得た金を、少女は無邪気に笑いながら明に差し出した。
 明はそれを受け取らずに走って逃げた。

 自分ひとりに圧し掛かる弟妹達の存在に、明の苛苛は日々募っていた。

 妹が椅子から落ち、動かない。
 明はその日、ユキが玩具のピアノをいつものように鳴らしているのを苛苛と諌め、もう限界だと母親の洋服を売ろうとして京子に止められ、不機嫌なまま家を飛び出した。
 羨ましそうに学校のグラウンドを眺めていると、野球チームのコーチから野球に誘われた。明は野球をすることに憧れを抱いており、貸し出されたユニフォームを嬉しそうに着た。
 試合中、明ははじめて握ったバットを振るが、見事に空振った。
 コーチに直々に指導してもらい、まるで父親と遊んでいるようなワクワク感に不機嫌だったことなど吹き飛んだに違いない。
 そしてその喜びを抱きながら機嫌よく家に帰ったところ、兄弟達から「ユキが動かないの」と言われて青ざめる。
 動かない妹を見たとき、明はやりきれない思いを抱え、更にどうすることもできなかった。
 医者にはいけない、大人には言えない、でも妹は動かない。
 彼は夜の街に出かけ、ドラッグストアで万引きをする。妹のために。
 けれど翌朝、妹は冷たくなっていた。
 明は知り合った女の子に「以前貸してくれるって言っていた金を貸してくれ」と言った。妹が動かなくなったから。
 「飛行機を見せてやる約束をしたんだ」
 明は女の子とユキの大好きだったアポロチョコを大量に買って、引越してきたときにユキが入っていたトランクケースに、その頃より少し大きくなったユキの体を入れて女の子と一緒に出かけた。
 「ユキの体が冷たくて、気持ち悪いって思った」
 風呂にも入れず服もロクに洗えない明は汚い身形のまま女の子とモノレールに乗って羽田まで行く。
 夜に大きな音を立てて闇の中に消えていく機体を見上げた。
 明はユキの体を女の子と一緒に、トランクスーツごと埋めた。

 直後、母親からお金が届いた。
 けれど、ユキはもういない。

 キレイな身形で兄弟と女の子と歩いている姿で物語は終わる。
 「誰も知らない」その物語は、貴方の住む街にもあるかもしれない。
 決してフィクションではなく作り物ではなく、こんなことが有り得るのだ。



 実際に原作となった事件はもっと悲惨で暗いものです。
 子供達だけで暮らしていることが発覚し、警察がそこに介入、そして母親がテレビ報道を見て漸く我が子達のことと気付き、出頭、再会、そして更に事件が発覚。
 母親がそれまで何を思って暮らしていたのか夏目なんぞには到底理解できません。

 理解する必要もないのでしょうが。













 サイト縮小化してまーす…;;
 BBS類は仮閉鎖、裏も閉じました。
 今月中にはどうにかokp頁をアップできればと思っていたのですが、一向にネタが思い浮かばず苦戦しているので“今月中”はどうだろうか…と弱気になってます。
 加えてめずらしく体調を崩しましてねーひとりでげふげふしてます。
 なんで五月も半ばの今の時期に冬物引っ張り出してキャミ・長袖・パーカーを着込んで泉田から誕生日プレゼントにもらったあったか靴下を履いて家の中をうろうろしているんだろうか夏目は。なんだ、今は一月か。
 貧血はひどいしね…もうなんか、何食べれば治るんだろうかと考えるだけ考えて面倒なので栄養剤を食べてます。わかりやすいじゃないか。
 でも薬との併用は駄目だって書いてあって焦った…ええっ、夏目、頭痛薬と一緒に飲んでたよ…もっと大きく書こうよ。栄養剤ってただの栄養の塊とは違うんですね…それともこれだけなのかな。むむ。
 取り敢えず頭痛のが大事なので栄養剤を諦めてみました。
 「もしかしたらこれを一緒に飲んでいたから気持ち悪かったり貧血だったりしたのかもしれない!」って思って、淡い期待を抱いてみたんですが…大して変わらないです。眠気が引いただけだや。
 それでもママンはひとの体のことなんて気にしないので、自分で布団に丸まって療養…と思いつつ、のそのそと起き出してテレビを見たり、パソをしたりするわけです。それがいけないのさ…へへん、どうせ愚か者さー。パソの前から離れられるわけがないじゃないかー(叫
 寝てれば治る。が夏目の風邪に対する知識です(浅はか
 因みに夜卵を買いに行ったら気持ち悪くてどうしようかと…でも卵ないと夏目の夕飯が…(未だに卵掛けご飯で糊口を凌いでます)
 いえ、だって今日はママンがライブでいないしね、夏目もそんな凝った料理なんて作れないし、更に言うなら料理に費やしている体力がない…立っているだけで気持ち悪くてふらふらするわけです。
 大体、なんでそんな状態で買い物に行こうと思ったのか…だって冷蔵庫の中に何もなかったんだもん。米しかなーい。
 中々風邪を引かない夏目ですが、いざ引いたとしても食欲が絶対減らないので回復も早いです。でも今回は長いですねー…。一日静養ということができないせいですかそうですか。
 取り敢えず今日は大岡越前見れたのでそれに満足して今にも寝ても構わないんですが…今寝たってどうせ夜中に起きちゃうんだ。だから夜中まで起きてる…。
 うーんそれにしても…玉子焼きをついでに作ろうと思ってふっとパソに夢中になったら炭化しました。
 ああ、大根おろしと一緒に食べようと思ってちゃんとダシまで使ったっていうのに。



 あ、サイトのほうはしばらく放置プレイになるかもしれない。
 書けないときに無理に書こうとするとそれこそおかしなものしかできない。
 イザークやディアッカ、その他諸々のキャラ達、関口君や中禅寺達が舞い降りてくるまでひたすら祈るしかないデス。
 ヒル魔萌とかしている場合じゃないですか。





 昨日、チビちゃんと交わした「クカー」が忘れられずマイブーム。
 夏「寝起きに空へクカー」
 チ「地面の中のモグラ君へクカー」
 夏「朝の挨拶にクカー」
 チ「風呂上りの一杯にクカー」
 夏「パソコンの前でクカー」
 チ「朝食の前にクカー」
 夏「そろそろ苦しいぜクカー」
 チ「お掃除しながらクカー」

 そして最後。
 チ「ってかクカーって一体…」

 タイトル部分でのやり取りだったわけですが。
 はじめは一体なんだったんだっけかね…。
 







 ではでは。
 本日はこれにて失礼。


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