代筆10 〜マタアウヒマデ〜 - 2002年09月24日(火) 今日は平日。よって、今は仕事中のはず。しかし、いまはなぜか柚子のうちにい て、柚子のパソコンで日記を書いている。 始まりは日曜日にさかのぼる。午前中に柚子と電話で話をした。逢いたい逢いた いと私は連発していて、柚子になだめられていた。電話を切って、着払いで届い た荷物を開けていたら、部屋に内線がかかってきた。会社からだった。夕方から 東京本社に出張してくれと言う。願えば通ずるのだろうか。旅行鞄を引っぱり出 してSMの道具と着替えを放り込んで、会社に行って打ち合わせをし、新幹線に 飛び乗って東京に来た。本社での打ち合わせを終え、大学時代の同期の家に泊ま った。気の合う友人で、いつもバカな私の行動に笑顔で付き合ってくれる。3時 くらいまで飲んで、ソファを借りて寝た。 翌日はいつも朝寝坊の私がなぜか8時半に起きて、友人をたたき起こした。珍し いなぁと目をこする彼を引っ張ってマクドナルドで朝飯を食い、部屋に戻って柚 子に電話をするが繋がらない。メールをしても返ってこない。パソコンをいじり 始めた友人のベッドで居眠り。一秒でも早く逢いたいと思っているからか、うた た寝の夢に柚子が出てくる。電話がかかってきて、六本木で落ち合った。麻布十 番まで雑貨屋さんを冷やかしたりしながら歩いた。バスに乗って渋谷に出て、コ ンビニでご飯を買って、ホテルに入った。フロントの自動販売機で買った酒で乾 杯をし、こないだもらった道具を見せたりしてから風呂に入り、SMをした。柚 子は針を初体験した。もちろん私も。 ホテルを出て日暮里に移動し、軽く夕飯を食って酒を飲んでから鶯谷まで歩いて またホテルに入った。カラオケをしたり、ごろごろしたりしていたが、柚子が 「首輪つけたい」と言ったのを機にまたSMをした。夜中の12時に寝た。 朝は6時に目覚めた、はずだった。気づいたら9時過ぎで、しかも昼までセック スをしていた。ホテルを出たあたりで事の重大さに気づいた私は、しかし柚子の 「休んじゃえば」 の一言にものすごく心を動かされ、適当な理由をつけて会社に電話をし、休むこ とにした。今夜には帰らないと、と言ったら、柚子はもう一言、 「明日の朝じゃないの?」 今夜、試写会があるらしく、「それに行ったら帰れないんだけど」と言う。どう やら連れていく気らしい。私は行くなどとは言ってない。しかし、観てみたいの で付いていくことにする。目黒で回転寿司を食べた。死ぬほどうまかった。「会 社休んでよかったね」と柚子はいちいち言う。今も隣で「試写会を観た後も言う から」とのたまっている。 今日で代筆は終了。お付き合いに感謝。マタアウヒマデ。 -
|
|