コンビニまでの道すがらの話。 冷たい手と手を絡ませて歩く。
「それにしても、よう飽きませんね」 「肉まん?」 「うんーまあね」 「もしかしてそれ俺のこと?お前のこと?」 「んー?さあね」 「さあねって何やねん」
寒いから早く着きたい。 でもそうでもないような。
「おまえ、手繋ぐのあんまりやろ?」 「なんで?」 「後ろから服の袖持たれるほうが良いんちゃうん」 「そらまぁ…それも可愛いですけど」 「…ふーん」 「持ちます?袖」 「……」
試してみる。
「…あんましやわ」 「なにが?」 「俺はこっちが良い」
袖を離して、元通り。
「僕も」 「………お前手ぇ冷たいねん」 「あんたも冷たいよ」
当たり前の様に手を奴のポケットにしまわれて。 もう寒いのとか、どうでもよくなっていた。
******************* 続きのはなし。 だめだ、目茶神流しながら書いてたけど 本物に勝る萌えなし。 妄想なんて大したことないなと思わされます。
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