ちょっときもので・・・...mao

 

 

お菓子の日 - 2004年03月13日(土)

おがわやさん企画のお楽しみ会。
ワインの日があれば、お菓子の日もあり。
今日はお菓子の日、初参加なり。

木曜日に、帯結びを習いに行った時、お菓子の日には、
鳥かごの半幅帯を締めてきて、とリクエストがあった。
なにやら仕掛けお菓子があるみたい。
京都から楽しいお菓子が用意されているということで、ワクワクする。

最初のお菓子は桜の金平糖
この桜の金平糖は、一昨年の今頃、
着物友達のようちゃんと京都に行った時、
探してみたけどたどり着けなかったお店のもの。
(時間がなかったの・・・)
日本に一つしかないという金平糖の専門店、
緑寿庵の桜の季節の限定品。
こんなところで巡り会えるとは・・・。
一人前の金平糖職人になれるには、20年かかるのだそうだ。
1種類の金平糖が出来上がるまでには、約2週間かかるそうで、
天然素材のものだと20日ほどかかってしまうらしい。


桜の花びら色をした砂糖菓子は、口に入れても桜そのものみたいだった。

2つのお菓子は大判焼き。(食べるのに夢中で写真なし・・・。)
しかしその名前は大判焼きにはあらず。
京都、望月本舗 の 望月 なのだ。
このお店のものは、馴染みある大判焼きとは全く異なるものだった。
型を使わずに手で焼き上げるというこのお菓子、ゆえに一つ一つ形が微妙に違う。
皮もしっかりして噛みごたえがある。そしてその中につぶあんがぎっしり。

帯とお菓子は鳥繋がりだったの・・・鳰の浮巣(にお の うきす)

私はツメがほんとに甘いのだ・・・。
このお汁粉のbeforeを撮っておくべきだった。
大きめの落雁のような形をしていて、
お椀にいれお湯をそそぐと
つがいの鳰(にお)が浮かんでくるしかけ。
京都の長久堂の二代目の当主が考えたという、
お楽しみいっぱいのお菓子。
3種類の味があり、私がいただいたのは あずき。
他に 抹茶 と くず があり。
和菓子好きな方へのプレゼントにとってもいいかも。


鳰(にお)またはかいつぶり かいつぶり科の水鳥。
鳩ぐらいの大きさで背は黒茶色、首が赤茶色、お腹は白。
水上に浮巣を作る

にほ鳥の潜く池水心あらば君に我が恋ふる心示さね by 坂上郎女(さかのうえのいらつめ)
(鳰鳥が潜る池水よ、心があるのなら、私がお慕いする心を示してください)

なんて万葉集でも詠まれている水鳥。にお という響きが素敵。


さてさて本日の着物はどんなふうかと言えば・・・

おがわや友達のまりこさんは市松の染めの着物。
一目惚れだったの・・・と話してらしたのを覚えている。
お隣は夢ジェンヌさま。ポイントはもちろんプードルの半幅帯。
(ご自分でしっかり指さし確認中・・・)
このプードルの帯はリバーシブルで、裏側は水玉。
私の鳥かごの帯と同じ工房のものらしい。
見せてもらった時、実は迷ったんだけど・・・私、猫好きなんだもん。







あんまりかわいいから見て見て!
黒いプードル、アンブレラ、そしてカタツムリが2匹。
こんな雰囲気のねこ帯、どこかにないでしょうか・・・。








今日のわたし

江戸小紋に合わせて、鳥かごの半幅帯。



この鳥かごの中にいたはずの青い鳥はどこ・・・?


         
あ、こっちの籠にちゃんといたのね・・・


なんてstoryで遊んでみちゃった。








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