wine & 紅葉狩 - 2003年11月15日(土) 今日は秋のイベント盛りだくさんの日。 おがわやのご主人がワイン好きなのは、 仲間うちでは有名なことだけれど、 新しいお店がサロンふうになったことから、 不定期でwine tasting会をすることになった。 本日はその初回。 赤ワインを飲み比べてみましょうということで、 ボルドーとブルゴーニュのワインを3種類いただいた。 ボルドーはご存知のように、full bodyというだけあって、どっしりとした重みのある味わい。 ブルゴーニュは、まず香りがすごくよくて、そのさわやかさはワインの女王と呼ばれているとか。 今回いただいた、ブルゴーニュのワインは、本当に香りがよくて、 グラスの中の色もキラキラ光るルビーのようで、私はとっても気に入ってしまった。 ジュブレ・シャンベルタンで作られるワインだったんだけど、 農場の名前と作った人の名前もラベルに書いてあって、 メモもしてきたのに・・・見つからない。量販店ではあまり置いてないというので、 おがわやのご主人ご贔屓のお店から、今度買う時に私の分も頼んでおいたので、 ま、そのラベルをはがしてとっておくことにしよう。 このwine tastingの後は、オーチャードホールにて能の鑑賞。 おがわやさんのイベントでよくご一緒する倉本さんが、 一緒に行く方が急遽行かれなくなったそうで、私に声をかけてくださった。 倉本さんは、なんと雑誌、和楽の抽選でこのチケットを当てたそう。 オーチャードホールでの、観世流宗家観世清和さんを迎えての、 年1回の恒例イベントで、今年は人間国宝が4人も参加なさるという。 そして、オーチャードホールの舞台を飾るのは、假屋崎省吾の花。 おまけに、野村家の狂言にはかかせない、石田幸雄さんがアイで出演。 あら、石田さんがでるのね・・・と、勝手に公演に親近感を覚えてしまう私ったら、まったく。 wine tasting会にて。 ワイングラスがたくさん、全部飲み干してあるのは、 3種類を試したからです。今日の着物は、ピンク紬に黒の塩瀬の帯。 半襟はアンティークふうな花が全体に染めてあるもの。 帯揚げはベージュの音符柄。 この帯揚げはけっこう便利もので、 合わせるのものに困ると登場することになっている。 帯と帯揚げがちょっとだけ見えるか・・・。 座っているから、この日の写真は上半身だけになってしまった。 会に参加した方が、手作りパンを持ってきてくれて、 そのパンと一緒に、チーズとソーセージをいただいた。 楽しい時間はあっという間にすぎちゃう。 飲み過ぎると、この後のお能に支障がでちゃうしね。 帯のお太鼓部分 イタリアのCommedia del Arteのキャラクターふうで、 私の大のお気に入り。 Commedia del Arte(コメディア・デラルテ)は、 イタリアで16世紀に始まり、 ヨーロッパ中に広まっていった即興喜劇で、 日本の狂言のように、定番キャラクター(stock character)が登場する。 この帯は、母が私のために最初に選んでくれたカメリアの小紋に合わせたもので、 おがわやさんが演劇が大好きな私にはぴったりだろう、と選んでくれたもの。 もちろんひと目みて、これを締めるのは私しかいないだろう、 なんて思ってしまったんだけど。 この日、ご一緒した倉本さんは、紅葉の帯で、 お能の演目とぴったり合わせたコーディネート。 季節を意識した着物や帯は一通り揃ったそうで、 次はストーリーを持ったコーディネートができるようなものを揃えたいとのこと。 う・・・うらやましい。 ま、着物人生は始まったばかりだからね。 -
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