パンドラの箱
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2006年12月27日(水) それがすべて。

ねえ、ひとつになろうよ。

嫌なことは見たくない。
嫌なことは聞きたくない。

ただアナタの瞳だけを見て、
ただアナタの鼓動だけを聴き、
ただアナタのぬくもりだけを感じていたいから。

ひとつになろう。
融けてしまおう。

もう何も目に入らない。
もう何も聴こえない。
あたしを脅かすものは何もない。

ただここにあるのは、
アナタだけ。
アナタと言う存在が
あたしにとってのすべて。

ふたり融け合う瞬間の、
お互いの繋がりは、
あたしが帰る場所で、
アナタが帰る場所。



ねえ、ひとつになろう?
細胞のひとつひとつまで融かし合って、
アナタでもない、
あたしでもない、
アナタであり、
あたしである、
ただひとつのものになろう?


こはる |MAIL

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