パンドラの箱
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2006年12月26日(火) かわいそうな人。


その手を離したのはあなたなのだ。
絶対離さないと自ら誓ったはずのその手を。




私がありのままでいるのが、その願いだと。
そう言ったはずのあなたは、ありのままの私を受け入れてくれなかった。





カタチとして壊したのは私。

でも、本当の意味で壊したのは他でもない、
あなたなのだ。


「もう2度と同じ想いを他の誰かにさせないで」

最後の願いすら、たぶん、あなたは聞き入れてはくれないのだろう。


繰り返せばいい。
何度でも何度でも。

それを見て、愛しいと想う私は、
もうどこにもいない。

その愚かさを、哀れに想う。

終わって尚、私を傷つけることをやめないあなたに、
傷つけていることすら気付いていないあなたに、
哀れみしか感じられないことが、
とても悲しい。


こはる |MAIL

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