パンドラの箱
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どうにかしたいのだ。
自身の感情を自身でコントロールできないのを。 感情を抑えて、身体を痛めつける日々を。
リセットしてしまえば楽になるかもしれない。 何もかもなかったことにして。 長い淡い夢を見たと想って。 以前とは少し違う自分を今の自分に置き換えて。
けれど。 自分の気持ちに正直でありたいと願い。 想われる気持ちにきちんと向き合いたいと思う。
そのためには。 傷つけたくないからと、 嵐をやり過ごすために、 いくつかの逃げ場を作り、 必死に抗おうとすることは、 不実以外の何物でもないと。
だから、 ただひとつのその命綱を、必死に掴んでいるのだけれど。
不安なのは、きっと、先が見えないからなのではなく、 握った命綱の先が、 手繰り寄せていったときに、 本当に陸地に繋がっているのかがわからないからに違いない。
あなたが惑えば 私も惑う。
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