Spilt Pieces
2003年03月20日(木)  対象
誰と戦うつもり?
悪政から人々を救いたいと言いながら、殺す相手の多くはやむなく悪政に従うしかない、同じ「人々」だ。
それとも、運良く生き残った人だけが救う対象になるというのだろうか。
自分たちで殺そうとしながら。


兵士に、自分の頭で考えてほしい。
いつまでも抜け出せない悪循環。
「どうしようもない」と、ため息つくばかりではなくて。
言いなりになるだけなら、機械にもできる。
自分にできなかったことを後世に求めたって、同じことが繰り返されるだけ。


結局のところ、命は平等だなんて口だけのことなのだろう。
だって、もし自分の愛する人が攻めるべき土地にいたなら、苦しみ銃を置くかもしれないのだから。


例えば私が身近な人々の幸せを祈るように、イラクの人たちもきっと祈っている。
戦争のドサクサの中で殺していい人なんていない。
たとえ銃口を向けた相手を兵士が知らなくても、その人の帰りを待っている人が必ずどこかにいる。
名前のない人など、誰の記憶にもない人など、いない。


私は数じゃない。
誰も、数で片付けられる人などいない。
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