| Spilt Pieces |
| 2003年03月03日(月) 人 |
| 真っ直ぐな人が、好きだと思いながらも時折怖くなる。 その目で、見られたくないものまで見られてしまいそうで。 いつまでたっても、私にとって理想論としか思えない言葉を普通の顔して言うから。 どうしてそんなに綺麗なままなんだろう。 信念、という意味で真っ直ぐな人は大好き。 でも、純粋という意味で真っ直ぐな人は少し倦厭してしまう。 きっと私が恐れているのは、そういう人の目に映った自分の姿。 すごくいい人なのに、恋人ができないと言って悩む人がたまにいる。 それはきっと、いい人すぎるからなのだろう。 どこかしら悪いところを持った人の方が圧倒的に多いから、その光の強さで自分の影を映し出されるのが嫌なだけ。 あなたが悪いんじゃない。 それなのに、時折私はひどい言葉を投げつける。 いい人ほど、見ていてイライラする。 きっと、相手が紛れもなく優しい人だから。 相手が悪いだなんて思ったこと、一度もない。 だから、そんな相手を傷つけてしまう自分はひどくみっともなく、情けない。 怖い夢を見た。 詳しい内容は忘れてしまったけれど。 部屋の隅にうずくまり、体を小さくして泣いていた。 誰もが「自業自得だよ」と言って高いところから私を見下ろした。 「諦めなさい」という言葉が降り注いだ。 私は、誰の顔も見ないでただただ周りを警戒していた。 ふと、大きくて暖かい手が頭の上に置かれた。 「バカだなあ…しょうがない、何とかしてやるか」 かつて、その澄みすぎた心から逃げた相手だった。 どんなにひどい言葉を投げつけても見放さないでいてくれたんだと思った。 状況は何も変わらなかったけれど、すごく安心した。 私は、幸せだと感じるのと同じくらいに毎日悩む。 その悩みから逃げてしまうのは簡単。 そんな自分をなかったことにするのも簡単。 でもだからこそ、たとえそれが途切れることのない円を描くとしても、考えることに意味があると思うし思いたいのかもしれない。 |
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