Spilt Pieces
2002年12月30日(月)  痛み
萩尾望都の「半神」を久し振りに読んだ。
彼女の作品は秀逸だ。
かつて何度も何度も読み返したはずなのに、今もまだ胸が痛む。
どうしてこんなに苦しくなるのか、ユージーに何ができたのか、結局答えは一つも出ない。
読んだことのない方には分からない話で申し訳ない。
何らかの機会に読んでみることをお薦めする。


読後、怖くなる言葉が一つ。
「現実は小説よりも奇なり」
現実に、どれほどたくさんの解決されぬ痛みがあることだろう。
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