Spilt Pieces
2002年12月15日(日)  言葉
発せられない言葉ほど美しいものはないと思う。
多弁な私の口からは、あらゆる面において俗化されたものしか出てこない。
だが求めているのはいつだって、美しさよりも誰かに何かを伝えるための言語なのだ。
ゆえに、きっとずっと私に芸術という名のセンスなど必要ない。
これは規模を大きくしただけの言い訳か。
しかし実際、特定のセンスある人にしか分からないような言葉など、必要だとは思えない。
どこかよそでやってくれ、そして高尚なフリをした批判をするような人が嫌いである。
本当に高尚な人というのは、受け入れるという方向に力を費やし、拒否にはさほど労力をかけはしまい。


言葉に関する、言い訳一つ。
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