(SleepWalking)
澄まない青
ちらと見やって思いがけず目に入るときの ばかみたいにちっぽけな歓喜 なにも無いふりをして触れた たっぷりと空気を吸った空間 挟み込んだ瞳 澱みもせず澄むこともなく ただ怠惰に横たわっていた青に 花は灰となって散った ちいさな雨に引き寄せられた 明るい宴会場 溢れ出す笑い声に責められて いまだになにも出来ずにいる 気の迷いに殺されてしまいそうだ 縮まらない空との距離も
2005年04月16日(土)
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芳
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