(SleepWalking)



白のスケジュール
 
なにも書き込む予定が無い
寒々とした手帳の隅に
ふと思い出した
あなたの誕生日
祝えもしないくせにそっと、書き込んでみる
あなたがひとつ年をおうごとに
どうかはなされていきませんように
ずっとずっとその隣で
横顔に笑いかけられる日が
いつか来ますように
冷たい白の紙は
暖かな夢を描くための場所だ

2005年02月06日(日)


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