(SleepWalking)
かぜが
強く強く 吹き荒れていた 今日の風があたしを どこかに吹き飛ばしていった
こころのどこかは空っ風
穴をあけていく 脆いところを突き刺して 冷たい槍を残している あたしと同じ様に
優しさなんて言い訳だ そんなの嘘に決まってる だって同じほうほうで あたしはあなたを傷つけた
いつだったか忘れたが たしかあの日も強風だった からっぽになったあたしを 風は冷たく凍らせた
明日春が来ればいい
2005年02月03日(木)
にほんブログ村 散文詩
back
next
chronological
latest
index
芳
Mail
My Favoite
|