(SleepWalking)



あわせない
 
貴方の茶色い髪が


私が思ってたより落ち着いたトーンで


あぁ私


いつも背中から光を受けてる貴方を見ていたんだって


気付いたの


私の隣の彼女に


何の気なく声をかけるから


私はどこにも居られない


おいてきぼりのさかな


貴方の視線が怖いから


私は貴方の顔を見ない


だって何を見てるのか


私にはさっぱりわからないから


ひとりかなしく俯いてみる


気付いてもらえるように


貴方の視線が怖いから


私は貴方の目を見ない。

2004年05月29日(土)


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