HONEY APPLE MONSTER@渋谷la.mama
2008年12月13日(土)
SECOND HOUSEというイベントらしく。
出演は出順で以下。

PAPER TIGER
スカイハイツオーケストラ
Bell East
lights
HONEY APPLE MONSTER

ラママへ入るとスカイハイツオーケストラがやっている。
一応ホストのバンドらしいのだが、なぜか二番手。
いわゆるポップな、まあラママ的に言えばミスチルライクな、個人的な発想で言ったら歌の下手なポルノ的な。
こういうバンドは、「声」とか「歌詞」とか、あきらかな"ギフト"が無いと厳しいと思う。
なぜかというと、ポップネスを売りにするという事は「売れる」ことが正義となるわけだから。その為には耳障りの良い音だけじゃ無理なわけで、個性か、顔か、お金が無いと無理なわけです。
まあそれでも、本人達がやりたいのなら問題は無いわけで、演奏も上手いし曲も悪いわけでもなく、ある意味ラママらしいバンドではありました。

次がBell East。
フロム仙台という彼らだけども、これまた同じようにポップなバンド。
スカイハイツ〜もこのバンドも、あまりにもVoが王道すぎて、厳しい。突き抜ける為にはかなり努力がいる土俵だと思う。
そんな中、ベースがかなりの異質で、それが一つの救いになっていた。この日見たプレイヤーで一番良いプレイヤーでした。

lightsは判りやすいくらいのsupercarフォロワー。
下手なところまでフォローしているという、ある意味徹底している。笑
まあ正直、よくこの演奏力でライブをやろうと思うな、という…ドラムが特に。
見ている人に「がんばって」なんて思わせちゃ駄目だろう。
まず、練習しましょう。

で、ラストが某ham。
一応ラストライブで、トリ。今まで見た中で、客も一番くらいいたし、まあ良かったのでは。
ある意味現役を退いたセットリストで、記念的なライブになっているのは…実際微妙かと。
まあ本人達が良いのならいいんだけど。
とは言え、演奏的には一番まとまっている印象。前半まったり後半勢いな感じで。まったりパートは今まで見た中では一番いやみも無く、聞けた感。その分勢いパートは一番良い印象よりは若干落ちていた感もあったけれど、良いといえるステージだったのでは。
「ケンジがんばれー」なMCには爆笑させてもらったが…
Summer〜→Bookで終わり、お定まりのアンコールからM&M(初聞きだったが)→Another Starで終わり。
まあ、それで終わると思ってたけど。

中学生の言う、薄っぺらくて明らかに間違っているような、青臭くてウソ臭いセリフを地で行くようなバンドでした。それがまあ、一番の強みで、一番のアホっぽさ。でも瞬間の一体感とか、疾走感とか、そんなのは持ってたように思う。

その後、終電までに帰ろうと思った打ち上げでなぜか朝までコース。
うーん、疲れた。