本日はCINRA presents、exPOPへ。
一応入場無料と銘打ったライブだけども、2ドリンクで\1000が別途かかるわけです。
出演は出順で
conchill
the guitar plus me
wooderd chiarie
bronbaba
仕事をどーにかこーにかやっつけて会社を出、渋谷はO-Nestへと。
エントランスのお姉さんに出順を聞いて一安心しつつ、グダっとして5Fへ。
入るとthe guitar plus meがラスト3曲と言ったところ。
ギター1本の弾き語りスタイル。ラスト2曲目はなんかのカバーと言うこと。
ラストの曲は足踏みで4つを刻みながら人力ハウスを歌い上げていたのでした。
うーん、なかなか面白い事をする。
お次はwooderd chiarie。
バンドスタイルでは久々のwooderd Chiarie。
調べてみたら8ヶ月ぶりという…予想外に久しぶりでした。
ジャズマス→JC、ストラト→Twinreverb、ジャズベというところは特に変わらず。
驚いたのは、肉体感のある演奏。
今までは下手でこそ決してないけれど、そつのなさと雰囲気のある演奏、というところ。それに加えてボーカルの特異さが印象的なバンド、という評価だったのだけど、今日のライブを見てそれは一変した。
そこにあったのは轟音のバンドサウンド。ある種淡々とした印象のある演奏をぶち破るようなエモーションの萌芽。
ギターの人があんなに楽しそうに演奏する人だって初めて気づいたし、もちろん以前からあった良い点も生きている。奇数拍子を効果的に取り込んだアレンジメントも変わらずセンスが凝縮されている。ドラムがあれほど手数を吐き出すと言うところもはじめて気づいた。
やっぱり半年以上というブランクが進化をあからさまに見せたのだろうか。それとももともと見る目がなかったのだろうか。もしくは両方か…
まあそんな事はどうでも良く、すばらしいアクトであった。
トリはbronbaba。なんと1年半ぶり。
ドラムが手前に横付けされてきて、セッティングが始まる。
前回見た当時は3人だったので、2人になってからは初めて。どんな風に演奏してるのかなと思ったら案の定、セッティングされたのはRC-50。
要は音源ペダル。RC-50→BASS DRIVER DI→ampegでベース+ギター等の音源を流している。3人当時からベースはループフレーズ主体だったので、まあ納得。
ギターはVOXのTONELAB LE→BOSS DD-6(?)→JC&JCMという構成。
まずはギターとドラムのみでセッションタイム(?)。少しカオティックスピードキングを思い出した。
壊れたように動きまわるギターなんだけど、プレイとか足技(エフェクト切り替え)を見るに、かなり冷静な部分ももってやっている事が伺える。ディレイはループとしてしか使っていない。
演奏面でのテンションを引き出すために狂ったように弾くけども、アンサンブル面で音源スイッチを冷静に押す場面が多々みられた。
あいかわらずドラムさんのプレイ振りはキレててかっこいいんだけど、やはりベースが音源と言うこともあって少しもったいないなと思う場面も散見された。
やっぱ生のグルーヴにはかなわないな、と。
それでも圧倒的なパフォーマンス。
すでに音楽とか演奏とかを超越して表現の領域に入っているように見える。
最初出順を聞いたときにbronbabaがトリと言う点に少し引っかかりを感じたけど、パフォーマンスを見るに納得の采配といったところ。
セットリストなどはわかりません…
ライブ前に物販に人がいなくて買えなかったデモが、ライブ後すぐに売切れてしまい結局買えなかったのが心残り。
まあ、また見に行こう。
bronbabaはバンドの性質上CDと実際はぜんぜん違うから、その点でもまあいっかと思える。
exPOP、なかなか良いイベントでございました。