スタジオ後、チケットも無いのに新木場まで。
電車を降りるとそこはすでにダンボール掲げた奴らのある種脅迫にも似たチケットくれくれ攻勢。
チケットなんて持ってねーよ、自分の分すら…と思いながら大声で叫ぶ奴らを尻目に会場付近まで歩く。
とりあえずする事も無いので物販の列に並びつつ時間が過ぎるのを待つ。
Tシャツ等々購入し、スタッフに促され敷地内を出ると大体開演30分前ほど。
どうやら敷地内には入れない模様で、ただぼーっと立っている事しか出来なかった。
海が感じられる新木場の風は割りと気持ちがよくて、かすかに聞こえるかどうか、といううなり声のような低音の響きだけが開演した事実を伝えてくれた。
敷地外、階段の柵の前付近にはざっと100〜200人。下手したらそれ以上の人が話をしたり、コーストを見つめ続けたり…
自分はといえば、うろうろし続けたあげく一番前の柵にもたれかかってボケーッと。
不意に横にいた女性2人組の片方の人と目があい、少し雑談。お互い明日も行くようだ。
ふと、ぽつぽつと人の流れが生まれてきた。
終わったらしい。
なんも聞こえなかったなー…
この後agehaのイベントがあるらしく、スタッフも急いで客出し。
その隙間を縫って、コースト方面へ。終わるともうチェックなんて無いので、ちょいとコーストのトイレを拝借。ついでに一目、とばかりにフロアに入ってステージを確認。
まだまだたくさんの人が残っていて、ライブの後の虚脱感がフロア全体を覆っていた。
この空気が吸えただけでもまだマシかー、と思いつつ、最善で客対応していた某T君に挨拶をしつつ外へ。
まだ帰りたくなかったのでまんじりとしていると、出待ちをしている面々が。
少しして、出てきたバンの助手席から体をほとんど乗り出して(ハコノリ)手を振って去っていく細美の姿。
なんか泣いてる女とかいたけど、そんなんじゃなくて、一言挨拶したかったなぁ。
そんなこんなで帰途に。