HONEY APPLE MONSTER@渋谷AUBE
2006年11月04日(土)
例のごとくお知り合いのバンドを見てきた。
実は結構な回数見ている気がする。。

今回も中々対バンが良く楽しめた。
一バンド目はSUMMER SOLSTICEというバンド。
ES-335にグレッチファイアーバードというギター陣。
楽曲自体は良い感じだったんだけど、ベースの輪郭が埋もれた音とギター二本の帯域ドン被りなサウンドデザインがもったいない印象。
FREEのデモがおいてあったのでもらって見た。あらためて聞いてみよっと。

二バンド目はVINSENT FAKES GALLERYというバンド。
さわやかな感じの歌主体で、ファンクっぽさもありつつラウンジっぽさもありつつ。
何よりギターさんのプレイスタイルが好みだった。
レスポ(?)→BD(?)→アンプ(VOX系?)<チャンネル切り替え>SEND→空間系→RETURNな感じの音作り。

先に四バンド目の話題。CASTING AROUNDというバンドさん。
とりあえず華奢な女性ドラマーなんだけど力強いのなんの。
三ピースの演奏も力強くて今日一番の安定度を持ったバンドだった。
ギターロックだけど、すこし日本っぽいメロがあったり、BAZRA的な要素も感じさせたり。
間違いなくクオリティは一番だった。
福岡からと言う事で、ご苦労様です。

トリはnine million rainy days。
あらかじめAUDIOLEAFで音源を聞いていて少し期待していたんだけど、こちらもサウンドデザインが少しもったいない。
マスタングなGtVoさんはいいとして、Gtさんがレスポールというのが本当にもったいないと思う。
ストラトや、それでなくてもシングルコイルギターならばグッと曲が立つと思うんだけどなぁ。
でもラストでやった曲はやっぱ結構好きだった。LITE風味。

で、三バンド目が噂のHONEY APPLE MONSTERでございます。
相変わらず最初が硬い。
ベースの音がいつもよりもブーミーで少し聞き取りにくい。
というか全バンド通してそんな音だったのでPAの問題かもなぁ・・

アンケートにも書いたけど、曲中でリズム隊が止まってVoGtだけになるところでの安定感がもう少し欲しいところ。
今回は珍しくドラムも硬くて、ミスも大めだったかなぁ?ベースも少しつられたような所があったし。
だけど、ライブが進むにつれ勢いが出てきて良い感じに。
このバンドの良い所は、どこまでもポップでポジティブな楽曲とボーカルだなぁ、と。
少しくらいの拙さはそのポップさで吹き飛ばしてしまえるものがある。
これでもう少し場を巻き込むような曲なり演奏なりが出てくるともっと良くなると思うなぁ・・新曲ではそういうところも出てる気もするけどね。