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| 2006年05月17日(水) 僕は叫びたい。 |
| 毎晩妻の風呂上がりに妊娠線予防クリームを塗っている。はじめは腹部から下腹部だけだったのだが、そのうちやたら膨らみだした乳房、そして大腿部、殿部と範囲が広がっていき、こんな時間掛けてするんならついでにということで腰のマッサージまで始めてもう数週間経つ。 まあ夫婦になって一緒に暮らし始めたというものの、そこには互いの時間というものもあるのだが、僕がゲームをしていても本を読んでいてもパソコンに向かっていても、妻は風呂からあがると髪の毛も乾かさずにさっさとベッドに横になってTシャツをめくって腹部をあらわにさせて黙って天井を見上げながらマッサージが始まるのを待っている。泣きたいほど妻のペースで日常が進んでいく。 しかもサービスで始めた意味合いの強い腰のマッサージを、気持ちいいだのそこが効くだの感想を一言も言わず、毎晩黙々と受けているので、昨夜「ねぇ、このマッサージって気持ちいいの?」と意を決して訊ねると、「うーん、あんまり」と至極正直な感想を述べるので、僕は月に向かって叫びたい。この悲しみを、この底知れぬ妻への愛情を叫びたい。 |
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