2006年05月18日(木)  めんどう「6割」、つかれる「5割」。
 
タイトルは今日の朝日新聞の夕刊の記事なのだが、誰の感想なのかというと、東京都内の公立小中学生を対象にした調査結果なのである。
 
「学校が楽しくない」と回答した10%の小中学生の中で、最も多かった理由が「めんどうくさい」で、続いて「からだがつかれる」、他に「まわりの声がうるさい」「友だちつきあいがつかれる」であった。
 
これらの回答から子供らしさの欠片もないと悲しくなりました。僕が小学生の頃、学校が面倒臭いだの、体が疲れるだの、声がうるさいだの、友だちつきあい云々など考えたことがなかった。幼い頃は海の近くで、遊び場といえば砂浜で、でっかい岩や断崖絶壁を登ったり、学校ではスカートめくりばかりして女教師からビンタばかりくらって育ってきた。
 
でもそれは当時の社会環境だから許されたことであり、それがそのまま現代の事情に当てはまるとは思わないけれど、この無気力な現状を、もうすぐ子を持つ親として危惧せざるをえないのである。
 
その横の記事には、「子どもの遊び場屋内へ」と書いてあり、屋外の公園を避け、金を払ってでも屋内のプレーグラウンドへ行くなど、子どもの遊び場を室内に求める親が都市圏で増えているという。
 
「近所の公園では1人では遊ばせられない。砂場には犬猫の糞があるし、遊具をきれいに使う意識の高い人ばかりではない」
 
なんという馬鹿な意見なんだ。これが親が言うことなのか。都会で育った子どもが親になるとこういうことを平然と言うんだなぁと愕然。犬猫の糞があって当然ではないか。遊具をきれいに使うという意味がわからない。子供一人、30分600円の屋内プレーグラウンドでは、酸化チタンでコーティングされた抗菌砂を使用した砂場、約2万個のボールは定期的に洗浄機にかけられているという。
 
温室育ちで滅菌された環境で育った子どもが、どんな大人になるか。想像に難くない。ああ僕はもうすぐ父親になる。
 

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