2006年05月16日(火)  VIPな時間。
 
帰りの飛行機はハネムーンらしくビジネスクラスで。僕はビジネスクラスなんてものに初めて乗ったが、ビジネスクラスは空港にいる時から待遇が良く、「搭乗時間まではVIPルームでおくつろぎ下さい」なんて言われて、空港にVIPルームなんてあるんだーなんて感動しながら空港内を30分ほどかけて探しまわるという夫婦揃っての方向音痴っぷりを発揮しながら、人生初のVIPルームに侵入した。
 
座りごこちの良いソファー。充実した新聞、雑誌類。インターネット完備。シャワールームなど贅の限りを尽くした空間。そしてなんと、食事、飲み物、デザートが食べ放題。酒飲み放題、飯食い放題だって僕らはVIPだからという金持ってそうな人達がそれぞれの時間を過ごしている。なんなんだこの経済格差は。と愕然としながらも、「これって持って帰っていいのかな?」と、台湾名物のパイナップルケーキやクッキーなど貪りながら言うと、「ここにいる人たちはそんなこと考えない人ばっかりなのよ」と、妻は小声でたしなめる。
 
飛行機に乗ったら乗ったで、毛布はいらぬかスリッパに履き替えたらどうかワインは赤白どっちがよろしいか新聞は読むのか読まないのであれば雑誌はいかがか音楽は聞くのか聞かぬのなら映画は見ないのか料理は肉と魚どっちがよいかデザートは果物となんたらのムースだけど食べるのか食べないのならワインのおかわりはいかがかいらぬのならコーヒーはいかがかオレンジジュースもありますよなど、いちいちそういうスチワーデスの笑顔の怒涛なる要求、しかも英語の質問に応じていたら日本に着いてしまった。非常に疲れた。VIPはVIPで大変だと思った。これで新婚旅行おしまい。
 

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