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| 2005年07月14日(木) トルネコの大冒険2。 |
| 「さっき、トルネコの大冒険売ろうとしてましたよね。あれ、私たちに売って欲しいんですけど……」 なんじゃいそんなことかい。期待して損した。ってそもそも期待なんかしておらんけどね。負け惜しみじゃないぞ。僕の文章は中学生が読むような文章じゃないんだ。僕の文章の良さが女学生如きにわかってたまるかバカヤローと、涙を浮かべながら微笑み、「いいですよ。でもカウンターに持ってっちゃったし……ちょっと待ってね。今カウンターから持ってくるから」 「いえいえいえいえいいんです」と女学生。「買い取り価格よりちょっと高い値段で買いますので、買い取り価格が出るまで待ってもらえますか」と、なんだかすごく面倒臭いことを言うので、そもそも僕は金を儲けるためにブックオフに来たのではなく、本棚がすごく散らかってたからいらない本、CD、ゲームソフトを持ってきたのであって、値段なんて二束三文でも構わない。処分できたらそれでいいと、すごく軽い気持ちで来てるので女学生の金に対する価値観にちょっと心を打たれました。 「んー、別にいいよ。じゃああげるよ」と言って、「ホントですか!?」って手放しで喜ばないあたりが都会の女性。そんなうまい話あるかボケって感じでつぶらな瞳に猜疑の光がキラリと光る。「いえいえいえいえそんなあげるだなんて!」なんだよ人があげるって言ってんのにさ。「じゃあ……いくらで買ってくれるの?」と僕。「私たち……あんまりお金持ってないんです……」と女学生。だからあげるって言ってんじゃんかよーと、心の中で叫ぶ僕。 「じゃあ、500円で……ってそうだ。表の自動販売機でタバコ2つ買ってよ。それでいいよ」と、女子中学生にタバコを買えと強要する僕はいつの間にかものすごい悪者になっているような気がして、それでも気が弱い女学生たちは「わかりました」と僕に告げ、「ヤッター!」と二人顔を合わせて喜んだ。よかったよかったよかったじゃねぇか。でもあんまりトルネコの大冒険面白くねぇよ。すぐ飽きちゃうよ。 と思いながら買い取り査定の時間が終わり、トルネコをのぞいた本、CD、ゲームソフトが合計4000円での売却が成立し、うほ、意外と高く売れた。もうタバコなんていらんかもな。よし、やっぱトルネコくれてやろう。と、店を出て女学生たちが待っているはずの自販機に行くと、いつの間にか女学生が消えていて。待てど暮らせど二度と現れずに。 |
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