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| 2005年06月10日(金) うわのそら。 |
| 悩んでる人がいる。内容は知らない。それを打ち明けようとしている。それか打ち明けようか迷っている。だからその悩み事の上辺の部分を僕はさっきから延々と聞かされている。 こういう誰にも言っちゃいけない二人だけの秘密なんてのが大好きな人なら、自ずと首を突っ込んで詳細を聞くであろうが、僕はそういう面倒臭いことがあまり好きではないので、さっきから「ふむ」とか「へぇ」とか「なるほど」なんて聞いてるのか聞いてないのかわからない返事ばかりしている。話す方も僕がそんなだからより深い内容へ進むのに踏ん切りがつかない。 いやそれは間違いで、本当は僕だってその悩み事を聞きたいのではないか。でも相手が話すか話さないか迷っている風なので、ここで込み入った事を聞いていいのだろうか。ぶしつけではないだろうか。でも相手は話したいような感じだし。でもこれは客観的な判断なので、相手は実際は話したくないのかもしれない。じゃあどうして話したいような態度を取っているのだろう。いやこれも客観的な判断だ。じゃあ一体相手は何の話をしているのだろう。そして僕は家に帰ったら洗濯をしなくちゃならないし、ゲームして風呂に入らなきゃいけない。あ、ダメだ。ゲーム先にしちゃダメだ。風呂にいつまでも入らなくなっちゃうからね。洗濯、風呂、ゲーム。この順番だね。これで行こう。なんて頭の中では全然別の事を考えていて、その別のことは本当にどうでもいいことで、そういう態度を取ることを人は「良い聞き手」と判断するらしく、今夜も僕はうわの空。いつまで経ってもうわの空。 |
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