2005年04月23日(土)  幼馴染が結婚しました。
 
この「好色一代男」という日記、今年で5年目に入ったが、僕が鹿児島に住んでいた前半の3年間の日記に度々登場する、小学校からの女友達2名のうちの1人が、本日、とうとう結婚する。
 
まだ結婚してない方の友人と式場に向かいながら、「結婚しちゃうんだねぇ」「結婚するんだよなぁ」と、延々と同じテーマを話し合い、溜息を吐き合い、式場の受付嬢が僕達2人を見て、「ご夫婦ですか?」と訊ね、それに対して再び大きな溜息を吐きながら式が始まり、幼馴染の親友がウェディングドレスをまとって登場してきた時には自然に頬を伝うもの。
 
「か、か、感慨深すぎる!」と、訳のわからない思いを吐露し、隣の友人を見ると、「キレイ! キレイよ! こっち向いて!」と、デジカメ片手にグラビアアイドルを撮影してるカメラマンのようなことを言っている。さすがに20年以上もの付き合いとなると、親友というカテゴリーをも超越し、家族もしくは兄弟のような付き合いになり、お互い隠し事なんてないというほど全てを知り尽くした幼馴染が、純白のドレスを身にまとい、頬を紅らめ、新郎の横ではにかんだ笑顔を浮かべている。
 
小学校の頃、校舎の2階から僕にめがけてスリッパを投げ、ランドセルを隠し、給食のプリンと牛乳を泣く泣く交換させられた友人が、今、全ての人に祝福され、指輪を交換し、いろんな意味で甘過ぎるウェディングケーキを、「初めての共同作業」なんて恥ずかしすぎるフレーズを浴びながら入刀し、母への手紙を読み涙し、キャンドルサービスで周るテーブルごとにひやかされ、僕達のテーブルに周ってきた頃は、いつもの笑顔で笑い掛け、「幸せにね」という声掛けに「自分の心配をしなさい」なんて酷い言葉を返されて思いがけずションボリ。
 
「30歳まで独身だったら、3人で一緒に住もうね」
 
僕達3人が集まる度に出てくる言葉は、もう耳にすることはないけど、彼女はそんな楽しいであろう夢をも越えた幸せな家庭を手に入れた。
 
幼馴染が結婚した。これからもずっと友達で、良き相談相手で、良きパートナーで。
 

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