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| 2005年02月06日(日) 情熱の2度。 |
| あ。って、今更思い出すのが馬鹿の極致だが、あの時にインフルエンザうつされたんだきっと。と、心当たりを思いだした。 あれは高熱が出る前日であった。休日だった僕は珍しく早起きをして、別段することもないので映画でも見に行こうと、自転車で駅4つ分の距離を走って「オペラ座の怪人」を見た。すごく綺麗だった。物語はちょっとまぁあれだったけど、面白かったと思う。彼女は今日「東京タワー」を見に行ったと言ってたけど、「東京タワー」よりは面白かったと思う。いや、別に「東京タワー」が面白くないと言っているわけではないけど、江国香織よりは面白かったと思う。 で、その時僕の横に座っていた若い綺麗な女性が、そんなに苦しいのなら映画になんか来るなよと思うくらい激しい咳をしていて、その女性が咳を出す度に、長い髪の毛が揺れて、その揺れによって漂う淡いシャンプーの香りがなんとも心地よくて、もっと咳しろー。もっと激しく髪を揺らせー。なんて考えながら必死に鼻をくんくんやっていたら、淡いシャンプーの香りと同時にインフルエンザウィルスも吸い込んでしまったようである。まったくもって馬鹿としか言いようがない。 しかし同じインフルエンザウィスルならオヤジにうつされるより若い女性にうつされた方が嬉しい。僕のウィルスは若いお姉ちゃんと共有したものなのです。普通のインフルエンザよりちょっとランクが高いんです。クオリティーが高いんです。よって平素であれば38度で済む熱が40度まで上がってそれが3日下がらなかった。38度ではなく40度まで上がったという、2度の差は、情熱の温度である。愛の熱は体温を2度上昇させ、1回の咳で2キロカロリー体力を消耗させる。愛に生きて愛に死ぬ。理想的な人生じゃないか。オペラ座の怪人みたいじゃないか。わかんないけどなんとなく。 |
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