2005年01月10日(月)  ペーパーパチンカー。
 
半年振りのパチンコ。僕はギャンブルが嫌いなわけでも好きなわけでもないので、パチンコという存在自体どうでもいいのだが、今日みたいに本当に何もやることがない日はパチンコにでも行って安っぽいスリルを味わおうと思うのだが千円投入した時点で大当たり。スリルも何もありゃしない。僕はまだパチンコ始めて10分も経っていない。周囲の客も「こいつ入ってきた早々大当たりしやがってムカつくぜ。腹とかが、立つぜ。はらわたとかが、煮えくり返るぜ」って顔をしているのであって来るんじゃなかった。さっさと大当たり終わらせて帰ろうと思っていたらあれよあれよという間に11連チャン。何なんだこの無意味な運の使い方はと愕然としながら以前発見した「ビギナーズラックの法則」を思い出して一人納得した。
 
この「ビギナーズラックの法則」というのは、人は一つのことに対して毎日向き合っていると、熟練もしくはプロなどというものに近付いていくのであるが、一つのことを一回やって半年も離れるとビギナーは永遠にビギナーなのであって、車の運転ではそういう人をペーパードライバーと呼ぶように、パチンコの世界ではペーパーパチンカーである。僕は半年に1回のペースでパチンコに行くので永遠にペーパーパチンカーである。
 
そしてこの世の中には初心者に大変優しい「ビギナーズラック」という制度がある。制度って誰が決めたのか知らんが兎角初心者には幸運に恵まれる。よってペーパーパチンカーの僕は半年に1回は幸運に恵まれることが確定しているのであって、今日のように11連チャンしても何の不思議もない。
 
それに引き換え僕の隣に座っている二十歳半ばの綺麗な姉ちゃんは明らかにペーパーパチンカーではなく、熟練とまではいかないが、それなりにパチンコに通い慣れている風で、お金の出し方とか煙草の吸い方とかリーチアクションの時の反応とかいちいち様になっている。
 
しかしここがビギナーじゃない者の悲しいさが。このアマプロパチンカーのお姉さん、いくら金を注ぎ込んでも大当たりに恵まれない。僕なんて入店30分でこの列の中で一番の大金持ちになっている。
 
あぁ僕はもう確変終わってもいいからこのお姉ちゃんに大当たりが舞い降りてくれないかしらと思うのは、これボランティアの法則であって、ボランティアというものは奉仕ではなく、このような心理状況の時に生まれやすいのであります。よって自分の心や経済的に大幅な余裕が生まれた僕は、常に隣のお姉ちゃんのパチンコを覗き見しながら「当たれ当たれ〜」と念を送りながらその後3連チャンして帰宅。
 

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