2005年01月11日(火)  彼女が大人になりました。
 
昨日、彼女が成人式を迎え、これでやっと二人で酒を飲みにいけるなぁと感慨に耽るわけでもなく、彼女は僕と交際を始めた頃、即ち十九歳の頃から時々酒を飲んでいたのであって、具体的にいうと1999年にイギリスで発売以来、 世界55カ国で愛飲されているスッキリレモンテイストのスミノフアイスという酒を好んで飲んでいるのであって、時々焼酎だって飲む。僕が美味いといった酒はなんだって飲むのであって、式典の壇上で突然踊り出したり、揉み合いをする輩よりもまず彼女を叱ってほしいと思うのだが、幸いにも僕は刑事告訴は考えていないので、よしよし、これだけで酔っ払っちゃって可愛いのな。まだ子供だもんな。焦らなくてよろしい。僕と一緒にゆっくり大人になっていこうな。な。と、彼女の頭を撫でるのだけど、彼女の前で放屁するよりも子供扱いをされることを嫌う彼女は「子供ジャナイモーン!」と、まるで小倉優子のような声で僕の胸に飛び込んでくるのであって、それじゃあ、まぁ、そういうことで。と大人の二人はベッドイン。
 
さて、そんな彼女も昨日は美しく可憐な振袖姿となり、その姿を生で見ることができない僕は、部屋で体育座りをしてプレステをしていたのだが、起動したままで放置していたパソコンから何やら電子音が聞こえるので、なんだと覗いてみると、彼女がメッセンジャーを用いて必死にメッセージを送っており、「見て見て見てー」とウェブカメラ越しに晴れやかな振袖姿を披露してくれた。
 
日頃から彼女のことを可愛いだの綺麗だの愛らしいだの散々言ってきてるので、そろそろこの愛の褒め言葉の乱発を控えないと効果が薄れてしまうよなぁと思っていた矢先に振袖姿など見せられるものだから、もうほんと可愛いとしか言いようがなく、黒を基調とした生地に純白の刺繍で描かれた模様に襟元から見える真っ赤な長襦袢。髪型もアップにして鳥の巣のようなゴチャゴチャとした装飾品をつけて、とにかく豪華絢爛である。
 
そんな彼女が、先ほどからウェブカメラ越しに「私の振袖姿もっと見てー」と言いながら、長い袖をそりゃお前振り過ぎだよと思うくらいブンブン振っているのであって、彼女は何をしてるんだと思ったが、振袖には長い袖で厄を振り払うという意味があったのを思い出して、そっか、それで僕に向かって振っているのかと納得。
 

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