2004年10月29日(金)  明日も仕事。
 
確かにあの日のテレビでは「3人生存」というテロップが出ていた。仕事中だった僕はテレビの前で足を止め、惨事の中の奇跡に感動を覚えたが、結果は周知の通り、悲しい結果になってしまったが、悲しい結果になってしまったのは素人のような判断で空喜びをさせたマスコミの責任であることは否めない。今日の新聞にTBSの広報部長のコメントが掲載されていた。
 
「情報を発表する側と取材する側双方に『助かってほしい』という思いがあり、そういう空気が醸成された中のやりとりで、結果として誤解が生じてしまったのではないか」
 
このコメント、なんか馬鹿である。この原理でいくと、『平和になってほしい』という思いで、結果として戦争が終わってしまうのである。他マスコミが残したコメントも似たようなもので、そのコメント全てに「オレのせいじゃねぇよ」という空気が漂っており、被害者に謝罪するコメントは1つもない。ただ一人謝罪しているのは、その記事の左側の記事に載っている島田紳助だけである。
 
「100%ぼくが悪い」なんてやけに潔いが、謝って当然のことをしでかしたのであって、カメラの前で泣いたからってしゃくれたアゴが治るわけでもなし、行列のできる法律相談所に相談しても敗訴するのは当然であって、島田紳助の件は、もうほんとどうしようもない。その下の記事もまたどうしようもない。
 
『カルーセル麻紀さん「堂々女性風呂に」笑顔の会見』
 
戸籍の性別が変われば女性風呂に入れるのかとビックリしたけど、自分とはあまり関係のないことなので考えを巡らすことなく、ただ少しビックリしただけだった。自分とはあまり関係のないことだから。誤報を流したTBSも女性を殴った島田紳助も、61歳のカルーセル麻紀も、そして僕も、これを読んでるあなたも、いつも少しビックリするだけ。明日も仕事があるからね。
 

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