2004年10月30日(土)  秋葉原フレンドリー。
 
とあるゲームソフトを購入しようと思った休日。朝9時に起きて歯を磨いて顔を洗って、髭は、剃らなくてもいいや。どうせ買ってすぐ戻って来るんだし。服も適当でいいや。どうせゲームオタクだし。むしろリュックとか背負いたい気分だよ。頭にバンダナ巻いて。
 
と、自転車で隣駅まで向かってゲームショップに行ったのだが、現在品切れですなどと言われて、なんだよあのゲームってそんなに人気あるのかなぁなんて次のゲームショップに行ったら、「は? は? えっと、ちょっと調べますので。は? は? うーん。メーカーは? は?」と、こっちのゲームショップでは僕が購入したいゲームの名前すら知らないのでしょうがない、店員が調べている間に店を出て、もっとでかい店で買おう。商店街の中にあるようなゲームショップでは駄目だ。もっとでかい店で買おう。でかい店はきっとでかい道路沿いにあるだろう。
 
と、川越街道を池袋に向けて走っていたらほらあった。でかいゲームショップが。颯爽と中に入ると、なんだか悪臭。これはあれだ。オタク臭だ。ギャルゲーとかやってる人種が発する体臭だ。たまらん。たとえ僕が欲するゲームが売っていたとしてもここでは買わん。店員と客がフレンドリーに専門的な会話をしているような店では俺は買わんぞ。と、店を出て、外の綺麗な空気を胸一杯に吸おうかと思ったけど、外は外で川越街道沿いなので空気が甚だ汚く僕の肺臓は真っ黒け。再び自転車に乗り、訳のわからない方向へ進む。
 
訳のわからない方向は訳のわからない店ばかりで、いや、訳はわかるんだけど、いわゆるいかがわしい店ばかりでここって風俗街! やっほー。一丁行ってこますか。氏名料二千円とか払って朝っぱらからやってこますかー。と、そんな気になれず、僕はゲームがしたいのであって、最近は仕事の他にバイトをしているのであって、自由に使える時間があまりないので、今日の休日くらいは自由に使いたい。自由に使うということは真っ暗な店内で初対面の女の子といかがわしい行為をすることではなく、たまにはしたいと思うけど、彼女の顔を思い出せばそんないかがわしい思いが雲散霧消する裏技を僕は知っている。よって性欲を雲散霧消させた僕はペダルを止め、現在地を確認する。池袋北口。
 
あちゃぁ。自転車で池袋まで来てしもうた。なんなんだこの休日は。みんなちょーオシャレしてるし。僕なんてどうせ近所のゲームショップ行くだけだからって感じでヒゲも剃らずにオシャレもせずにリュック背負ってバンダナ巻いて秋葉原でゆうこりんの握手会に行くような格好をしている。ギャルゲーの攻略法をゲームショップの店員とフレンドリーに会話しそうな装いをしている。なんなんだこの休日は。と、思いながらワイヤーとかちぎれて落っこちるんじゃないかしらというくらいの満員のエレベーターに乗って西口のビックカメラ7階のゲームコーナーでお目当てのゲームを買ったけれど、マンションに帰るのが面倒臭くなんてバンダナ姿でスタバでコーヒー。
 

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