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| 2004年10月06日(水) 共感のいたちごっこ。 |
| 友人がまた結婚するということで、とうとう僕の友人の中では、独身者を探すことの方が難しくなってきた。一生独身でいるって言ったじゃんよー。と、憤りながらその友人に電話すると、「いや、気持ちは一生独身だから」なんてオバサンみたいなことを言うので厭になってしまい現実的な話をしようと、交際期間は如何程なのかと訊ねると、「あぁ、3ヶ月かな」と、尋常な口調で言う。 「ちょ、ちょっと待て。3ヶ月で、お前は何を理解して、何を与えて恵んでもらって、それから何が通じ合って、その、うっそーん。3ヶ月? なにそれ。芸能人? いいの? そんなんでいいの? 3ヶ月って。なにそれー。ちょっと待って落ち着けよ」 と、混乱してるのか興奮してるのかわからない状態になり、電話を切ってからシャワーを浴びて足の爪を切って、クイックルワイパーでテーブルの下を掃除して、ベッドの上で洗濯物をたたんでから、冷静になった頭で3ヶ月で結婚することについて考える。 だいたい3ヶ月で何が理解できるというのだ。僕は今の彼女と何ヶ月付き合ってるか知らんけど、確実に3ヶ月以上は付き合っている。だのに。だのになぜ。歯を食いしばり、キミは行くのか、そんなにしてまで。と、ここまで書いて、こら何の歌詞だ。何かの歌詞だったけど、この部分しか思いだせない。まぁいいや。僕たちは3ヶ月以上付き合っているというのに、未だに理解しなければいけないことが山積みで、一つ理解できてもまた一つ理解できないことが生まれて、共感のいたちごっこ。こんな状態で結婚しても先が思いやられるので、彼女の全てを理解してから、そして僕の全てを受け止めてもらってから、さぁ、結婚でもしましょうかという話が出てくるのが当然であるというのに、その前に今の彼女との歳の差を考えて、果たして結婚などできるものかと、俺は高橋ジョージかと。何でもないようなことが、幸せだったと思うのかと、そこから考えなければいけないというのに、友人ときたら、別にできちゃったわけではないのに、たった3ヶ月で、90日で、2160時間で、その人に一生を捧げるのか担うのかわからんけど、結婚なんぞしてしまって、僕は意味がわからない。理解できない。彼女に電話。 「ねぇ、そろそろ結婚しようか」 「ちょっと待って。今ごはん食べてるから」 共感のいたちごっこは続く。 |
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