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| 2004年08月01日(日) マゾな幸福。 |
| 彼女は気管支が炎症しやすいという体質上、彼女の前で喫煙することは御法度でありまして、御法度以前に、彼女のハートをゲッチュするが為に、過去に「キミの前では煙草は吸わないよ。もうやめたっていいよ。タバコうざいよ。死ねよJT」みたいなことを言ってしまい、人間というものは常に欲に支配されているというか、彼女のハートをゲッチュしてしまったら、同時にタバコもゲッチュしたくなったけど、「ひどいっ! あれは嘘だったのね! 口から出任せだったのね!」なんて言われてしまうので、そりゃそうだ。そりゃひどい。これじゃあ結婚詐欺みたいじゃないかと思うところあって、今も彼女の前では禁煙を続けているのであります。 しかし彼女と一緒にいればいるほど、禁煙の時間も増えていくわけであって、例えば朝彼女と会って、その日一緒に過ごして、夜は僕の部屋に泊まって、次の日の夕方帰るという状況が発生した場合、いや、既に先日発生したのですが、もう何時間禁煙してるのか数えるのも面倒臭いほど禁煙しているのであって、禁断症状として、まず代理行為。割り箸を折って、それをタバコに見立てて喫煙する振りをする。詮索行為。夜中に目覚めてフラフラと彼女が隠したタバコの所在を詮索するなどという、末期的な症状が出ているにも関らず、彼女はそんな僕に冷ややかな視線を投げ掛けるのです。冷ややかすぎてうちの部屋はエアコンいらずです。 なんといっても禁煙の副作用は、とにかく腹が減る。煙の変わりに食べ物を口に入れたくなる。寝る前にビールばかりを飲んでいて、日本に核戦争が勃発することより僕がビール腹になることを恐れている彼女は、間食の類はNG。ビールのおつまみにポテトチップスNG。タバコ吸えないんだからキミの乳首吸わせてよ。と、そういうあからさまなエロもNGというわけで、欲望八方塞がり。なーんにもできない。でも幸せ。欲望を抑制される幸せ。マゾヒスティックな幸福みたいなやつを毎日感じているわけであります。 |
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