2004年06月09日(水)  世界平和と忍耐の関係について。
 
電車の中で、隣の車両から思いっきり走ってきた5歳くらいの女の子。僕の目の前で激しく転倒。エヘヘ。と膝をさすりながら周囲に向けて照れ笑いを浮かべる少女。エヘヘ。とその照れ笑いに同調する僕。と、周囲を見る。誰も笑ってない。表情が死んでいる。誰もこの少女を見ていない。なんだこの国は、と思った。
 
だいたい皆冷たすぎる。ピースな愛のバイブスが足りない。9階から人が飛び降りても「やっぱり」とか思ってる。悪い意味でクールになっちゃダメです。
 
左の頬を叩かれたら右の頬を差し出し、その右の頬まで叩かれたら左の尻を差し出す。その左の尻を蹴られたら右の尻を差し出す。そしてその右の尻まで蹴られたら、そこでようやくブチ切れる。このくらいの忍耐が必要なのです。自らの欲求に忠実では世界はいつまで経っても平和にはなりません。
 
とある高層マンションに「○○不動産の高層マンション建築反対!」という横断幕。忍耐。まず耐えなさい。高層マンションの前に新しい高層マンションが建つと日当たりが悪くなるだろうけど、それじゃああなた達が住んでいる高層マンションの後ろの人達はどう思っているのか考えなさーい。と思いまーす。愛のバイブス。
 
世界平和でも人間関係でも、円滑な状況を望むのであれば、まず忍耐。我慢すること。そこから優しさが生まれてくるのです。そう、膝を打っても周囲に照れ笑いを浮かべる少女のように。
 

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