2004年05月07日(金)  弁邪眠とガーネット。
 
もうすぐ母の日ということで、何か贈り物をしなくちゃね。しかし先月帰郷した際、いくつか洋服を買ったので、あれが母の日のプレゼントってことでいいかしら。ねぇママンと電話。「何よ。楽しみにしてたのに」というわけで、母の日を楽しみにしている母の為に、書を捨て、街に出て、母の日のプレゼントを買いに行きました。
 
小学校の頃、毎日もらう小遣いを貯めて、ベッコウの櫛を買ったことがあり、ここは原点回帰。ベッコウの櫛でも買おうかしら。と、ベッコウの櫛専門店を探していたら、欲しい物なら何でも探すこの東京でさえ、ベッコウの櫛専門店などというものはなく、それじゃあ、あれ送ろう。あれ。あれ送ろう。あれ。あれ? 何だっけ。母の日の花といえば何だっけ? わ。ど忘れ。ガーネット? 何かそんな感じ。ガーネット? あ、これ今言った。ガーラネット? 全然違う。ガラパゴス? 絶対離れていってる。わー。何だ。ど忘れ。ガーネット。違うような気がするけど思い出せないものは仕方ない。ガーネットでいこう。
 
というわけでガーネット専門店を探しましたが見つからず。道行く人に「ガーネット専門店はありますか」と聞きたいけど、ガーネット自体、僕が描くガーネットと訊ねられた人が描くガーネットとの相違が生まれそうなので、何でガーネットわかんねぇんだよ。と最近締め切りが近付いているせいか、やけに怒りっぽい僕は、道行く人を次々に殴打。通り魔現行犯逮捕ということにもなりかねないのでガーネットは諦めました。花キューピットにでも行けば売ってるんだろうけどね。
 
というわけで、ベンジャミン。ガーネットの本来の名前がどうしても思い出せなかったので、観用植物。その中でもより観用植物っぽい観用植物をチョイスし、之は何と申す。と店員に問うと、「弁邪眠で御座います」と言うので、いかした舶来植物だなぁ。と思い、これ下さい。母の日に送りますので。と言うと、「それじゃあガーネットを一輪つけましょうね」と言うので、わぁ。やっぱりそうやった。母の日といえばガーネットやった。
 
店員からメッセージカードをもらったので、「母の日、おめでとう」なんて、よく意味のわからないタイトルを書いて、「今回は、ベンジャミンという観用植物を送ります。僕だと思って、毎日欠かさず水を与えて元気に育てて下さい。それと、母の日らしさを演出するためにガーネットを1輪つけてもらいました。いつまでもお元気で」
 
「鹿児島でしたら、届くのは11日になります」と、店員は会計を済ませてから言うので、わぁ。母の日じゃないやんか。過ぎてるやんか。なんで先に言うてくれへんの。と思ったけど、まぁいいやと思って、トイレを借りて小便をした。
 

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