2004年04月22日(木)  満員電車と水色の土産。
 
東京に着くや否や、山手線の線路に人が入りましたので、安全の確認ができしだい出発します。出発しますので。出発しますから。と、一向に出発しない。どうしよう。一刻も早く帰宅して、鹿児島からの帰り道に買った「戦国無双」で遊びたい。しかしこの山手線では無理だ。安全の確認を取ってるのかどうかさえ疑わしい。休憩シテンジャネーノ。休憩したいたが為にサクラを線路に入レタンジャネーノ。と、ゲームしたいが為に思考まで利己的になってしまう。
 
というわけで、同じホームに入りこんできた水色のラインが入った電車。これに乗ろう。これに乗ってどっか行こう。馴染みの駅の名前聞いたらそこで降りよう。と好い加減な観測を元に水色の電車に乗りこんだが、皆好い加減な観測に則って行動しているらしく、山手線に見切りをつけた乗客が次々に水色の電車に乗り込んでくる。
 
ちょっと、やめて。押さないで。ア、アバラオレチャウ。痛っ。おいこらそこのサラリーな男。痛いっつの。あぁやめて。僕スーツケース持ってるの。でっかいやつ。赤いやつ。座らせて。座らせてーな。と、車内は一気に満員。指1ミリも動かせない。こういうときに限って足の裏とか痒くなる。隔靴掻痒。
 
あー。とりあえず動いたはいいけど、この電車どこ行くんだろー。あまり聞きなれない駅名を耳にしながら胸部や腹部の人為的圧迫に耐えていると、有楽町と聞いたことのある駅名に着いて、もう少し進んだろと思い、じっとしてると東京駅に着いた。東京駅。ここに着いたらどこにでも行けるよ。と、丸の内線に乗って池袋まで無事に向かうことができたはいいが。
 
あの水色の電車に乗る前は右手にスーツケースを持って、左手にいくつかのお土産が入ったビニール袋を持っていた。んがしかし。左手を見てみると、何も持ってない。きゃァ。何も持ってない。鹿児島に帰ってましたという形がない。職場に鹿児島帰ってきましたー。と口頭で伝えても土産がなければ嘘吐イテンジャネーノ。女と遊ンデタンジャネーノ。と疑われるに違いない。あの糞満員電車で、ついビニール袋を手放してしまったんだ。あぁ土産を失ってしまったまぁいいや。
 

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