2004年04月12日(月)  コンコンコン。
 
「ポッポポポポポー3時だよー♪」
「……午前かよ!」
 
と、夜勤の最中、彼女に嫌がらせのメールを送っているヨシミです。コンバンハ。夜勤の午前3時というものは、眠気の絶頂にありまして、頭ん中がグルングルン回って、眠剤を飲んでいる患者さんも呂律が回んないけど、僕も回らない。レロレロになりながら懐中電灯片手に病室を巡視するのでありまして、疑心暗鬼を生ずという言葉の意味は、疑い恐れる心を持ってびくついていると、暗がりの中で、なんでもないものでも鬼のように見えるということですが、頭ボンヤリで巡視などするものだから、あ、今白いものが廊下を横切った。あー。今天井から視線を感じた。なんかトイレで足音がするなんてことは日常茶飯事で、疑心暗鬼などではなく、実際に幽霊とかいるのかもしれない。病院だからね。
 
僕は霊の存在を、信じる信じないではなくて、どっちでもいいと思っているので、いるんだったらそれでいいし、いないに越したことないし。宇宙人だって探せばいるんだろうけど、探して見つからなかったら別にそれでもいい。仕事終わって松屋の豚めし食えたらそれで万事オッケーなのです。
 
ポッポポポポポー3時だよー。
 
時々こうやって夜勤の最中、日記などを書いているのですが、現に今午前3時。今から巡視に行くわけですが、うちの病院は精神科でありまして、精神科には保護室という牢屋のような部屋がありまして、その部屋には現在誰も入っていないはずなのに、さっきから金属音がする。コンコンコンコン鳴っている。看護婦さんも聞こえてるようで、ちょっと行ってきて下さいよと言ったら、あなたが行ってくればいいじゃない私は何も聞こえない。なんて、いきなり聞こえない振りなんてしちゃって、だったら僕も聞こえないです。ということに収まって、あとは聞かぬ振り。誰もいない部屋を巡視するなんて馬鹿らしいしね。
 
というわけで金属音が響く午前3時。僕はこうやって日記を書いて、彼女に嫌がらせのメールを送っているのです。コンコン。
 

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