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| 2004年03月06日(土) 夢と現実。 |
| 何か1週間おきに風邪をひいてるような気がするけど、実際僕は今、こうやって風邪をひいているわけで、ベッドの中で夢うつつ。富士山の頂上で小便をする夢を見たり、山手線がいつの間にか滑走路を走っていてそのまま飛び立つ夢をみたりしている。熱もある。38℃ある。今はわかんない。もう測るの怖い。測んなくてもやばいことになってるのはわかる。 夢か現実か。起きたら彼女がキッチンに立っていた。キッチンといっても僕の部屋はワンルームなので、部屋の中にキッチンがある。部屋に立っていたと書いてもいいのだが、彼女はキッチンに向かい何か作っていた。 「はいどうぞ召し上がれ」 ベッド上に呆然と座る僕に彼女がお粥を渡す。夢か現実か。与えられた意識にかじりついて、現実見当識について。彼女が、部屋の中にいる。僕は風邪で眠っている。眠っているというか、もう生死の境を一人で彷徨っていた。いや、冗談ではなくて。びっくりするくらい何もできなくなった。仕事にもコンビニにも行けない。身体が動かない。このまま腐る。僕の腐敗臭でようやく近隣住民が気付く。孤独な死。死因は風邪でした。クスリ飲んだら治る程度の風邪でした。目の前に彼女がいる。 「早く食べないと、冷めちゃうよ」 そう言って彼女は僕の頬にキスをした。そして唇を求めたが、僕は拒んだ。共倒れなんて御免だ。僕が治ったら彼女に精一杯のお返しをする。具体的に言うと、健康な身体で彼女の唇にキスをする。 夢か現実か。目の前に彼女がいる。僕は風邪をひいている。外ではカラスが鳴いている。 |
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