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| 2004年02月22日(日) 過去と幸福。 |
| 深夜にキーボードを前にするとどうもいけない。考えることも書くことも陰湿になってくる。ある種の告白をするのなら、この時間帯がいちばんいいのかもしれない。内省的で罪悪感に満ちた深夜の告白。今夜は誰に宛てるメッセージではなく、自分の為に書いてみよう。 僕は、今までの人生の中で3人の女性を不幸にした。もしかすると恋愛なんてものは別れた時点で全てが不幸になるのかもしれないけれど、そんなもの数え始めたらきりがないし、意味がない。出会った瞬間に不幸は始まっているのかもしれない。しかし、別れたから幸福になったというケースもあると思う。結婚したあの人や、僕の知らない遠いところに行ったあの人。 だけど、僕は、3人の女性を、確実に、不幸にした。4人のような気もするけど、あの人は、結果的に幸福を手に入れたのか、不幸に飲み込まれたのか今となってはわからない。 時々、僕は過去に対する罪悪感に苛まれて、悲しみに打ちひしがれることがある。取り返しのつかないことをしてしまった。取り返しのつかないことをしてしまった。取り返しのつかないことをしてしまった。と。 人は人生でどのくらい取り返しのつかないことをしてしまうのだろう。戻りたくても戻れない。戻れないとわかっていても戻ろうとする。新しい彼女ができるたびに、今度こそ、今度こそこの人を幸せにしてみせようと思う。今までの僕とは違う、これからの僕としてこの女性と向き合おうと思う。僕はいつも全力でその人を愛してみようとする。だけど空回りする僕の意志は相手に冷酷と伝わったり無関心だと思われたりする。 スタートから全力疾走してゴールした場所がスタート地点だったような。 例え、過去の女性ともう一度会う機会があったとしても、僕は謝らない。そんなことしたらお互い惨めになるし、謝ったからといって崩れたものが再構築されるわけでもない。過去はどんな形であれ、過去として、それはもう完結されている。取り返しのつかない過去は、そのまま冷却され、いつまでも、当時のまま、僕の胸の中に保存されている。それは現在のあらゆる可能性や希望という類のものを使ってみても、決して溶かすことはできない。 全ての過去を踏まえた上での幸福なんて、存在するのだろうか。 |
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