2004年02月08日(日)  オフラインで会いました。
 
18歳にしてこのサイトに記された様々な歪んだ思考を理解、共感し、食事に行きませんかと僕を誘ったミズホ君は、ある意味すごい。だいたい未成年はこのサイトを見るべきではないのだ。夢も希望もない。女の尻を追い、捨てたり棄てられたり、真面目に生きているようで実は好い加減。洗濯物を取り込んだ時点で疲労感に打ちのめされ、いつまで経ってもたたもうとしない。仕事にあまり行かないくせに、社会は目糞だの人生は鼻糞だの意味のわからないことばかり呟く。夢と希望と可能性に溢れた未成年はこのサイトを見るべきではない。でもミズホ君は読んだ。僕は嬉しかった。食事の誘いも二つ返事で承諾した。
 
と、ミズホ君。意外と近所。電車で30分くらいの距離。初めて降りる駅、訪れる街。「僕は、うーん、あ、そうだ、ヒゲ、顎髭、たって無精髭なんだけどね、ヒゲ生えてるからさ、駅に着いたらメールするから、改札出たときにヒゲの男に声を掛けて頂戴。それが歪さんです。うん、わいさんでもいいし、ゆがみさんでもいいよ。本名はヨシミです。趣味は盆栽です。間違えた。煩悩です。ん? 趣味が煩悩って何だ。そもそも煩悩とは何ぞや。とにかくもう電車に乗っております」と待ち合わせ。改札を出てミズホ君らしき人物を探す。って目の前にいることはいるのだが確信はない。だって初めて会うのだからね。相手も気付いていない。どうしよう。
 
と、このサイトを閲覧する18歳男性をイメージした場合、まず眼鏡。これは欠かせない。あと文学。あとなんだろう。オンラインゲームもやってるかな。リネージュとかね。僕はあのリネージュっていうオンラインゲームをしてみたいけど、なんだか人生が滅茶苦茶になりそうなので自制してるんだけど、あと何かな。お洒落とかするのかしら。高校生だしな。髪の毛は何だか理解できないような髪型なのかしら。
 
「どうもはじめまして」
 
と僕の目の前に現れた若者。んー。イメージと違う。すごいお洒落かなり男前。駅の改札口から若さが溢れております。んーキミはこれから歪さんになって下さい。ほら、オフ会とかでさ、こんにちは歪ですよなんてキミが行くのね。わー歪さんカッコいぃー。願わくばオフ会終わってから結婚してくれませんか。という具合になるからさ。ん? それだったらあれだね。僕が結婚するんじゃなくてミズホ君が結婚するんだね。それじゃあ駄目だよ。でもモテるでしょ。ん? モテない。わー謙遜しちゃって。僕はモテないのにモテるといいます。謙遜の対義語は傲慢です。さぁ獣肉でもつつこう。
 
実に久々に焼き肉を食いました。店員が皆ローススマイルでした。肉のような笑顔でした。で、どういう話をしたかというと、文学の話とか人生の話とか、山手線のような人生は駄目だとか、相手は僕より9歳も年下で、小学生の頃に僕はビックリマンシールを、彼はポケモンを集めてたというジェネレーションギャップがあるというのに、実に同じ目線で話ができたというのはやはりミズホ君。キミは歪んでるよ。実にいい意味でね。
 

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