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| 2004年01月11日(日) 年が下の彼の女。 |
| その女性は僕よりも年下で、どのくらい年下かっていうと、彼女はおそらく「こんにちは。クラさんだよ」と指をクラさんポーズにして挨拶をしても何のことだかサッパリわからないだろうというくらい年下である。 そんな彼女は、早起きしなければいけない日は必ず電話で起こしてくれて、「わかった。起きるから。それじゃあ起きたら何してくれる?」と訊ねると「脱いであげる」とか「チュゥしてあげる」などと調子の良いことばかり言って僕を寝起き早々惑わせるけど、彼女は電話の向こう側なので脱ぎもしないしキスもしない。 彼女と僕は年が離れ過ぎているので、時々会話が噛み合わなくなる。ということはまずない。僕たちは昔からの知り合いだったように、クラスの同級生のように、今日あったことを夜遅くまで話をする。時々頬を膨らませたり、唇を尖らせたり、泣き真似をしたりして僕を惑わせようとするけど、僕はもうアテネオリンピックの次のオリンピックが来る頃には三十代になっているくらい年を取っているので、彼女はというと、次のオリンピックが来ても今の僕の年齢にも満たない。なんだそれ。どういうことになっているんだ。とにかく僕は彼女の惑わしを経験でかわそうとする。かわすこともできるんだけど、故意に受け止めようとする。そっちの方が、楽しいじゃないか。 さて、今までの恋愛遍歴から申しますと、僕は8歳下の女性と付き合ったことがあります。僕が小学校に入学したころはまだ彼女は精子でも卵子でもなかったのです。中学校に入学した頃、まだ小学校にも入学していないのです。なんだそれ。どういうことになっているんだ。そんな彼女とホテルに行ってセックスをするのです。相手は若いからソファーの上とかで。風呂の中とかで。 喘ぎ声も一丁前で、ベッドに入ると年の差なんて関係なくなるのかもしれません。コンドームの付け方も知っているし、ホテルの部屋の片隅にあるイヤらしい自動販売機の商品の購入方法まで知っている。僕より8つも年下なのに、マセていやがる。 その点、受話器の向こうの彼女は電話口では「脱ぐ」だの「チュゥ」だの言うけれど、まぁ、健全な方かもしれません。酒は飲むんだけどな。未成年なのにスコッチとか飲むんだけどな。煙草は吸いません。だから彼女の前では煙草は控えます。下ネタも控えるようにしているけど、下ネタはやけに反応が大きかったりします。 そんなこんなで日が暮れます。さぁ彼女とお話する時間です。 |
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