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| 2003年12月22日(月) 転職Q&A。 |
| 駅に置いてある求人誌のフリーペーパーが、職場のナースステーションの机に置いてあったので、夜勤の晩にぼんやりとページをめくっていた。求人以外に面白いコラムや豆知識のようなものが書いてあり、結構楽しい。 なかでも『転職どぉ〜んと!!Q&A』というコーナーが面白い。内容は読んで字の如く、転職の際に生じる疑問を答えるというものだが、この質問の内容が非常に稚拙的で、笑いを超えてなんだか深刻な気分にさせられる。 「面接に行く場合、どんな服装をして行けばいいんですか?」 こういうのは転職の際に生じる疑問ではなくて、一般常識として身に付けておくべきものではないか。どんな服装も何もスーツ以外に何を着て行こうとしているのか。他に「就職活動にマナーは必要なんですか?」なんて言語道断なものまである。修学旅行の前日の「マンガを持ってきたらダメですか?」や「色の入った靴はダメですか?」「パジャマじゃなくてジャージではダメなんですか?」などといった甚だ稚拙的で、自分で考えればわかるような質問ばかりである。 「面接などを受ける時は当然、お化粧をしなくてはなりませんよね。私は普段全くお化粧をしないのでどんな化粧品がいいのか判りません。どんな化粧品がいいのでしょうか?たくさんありすぎて選ぶのに困ってしまいます。どなたか、教えて下さい(S子 25歳)」 これは『たすけてぇ〜!!転職研究室』というコーナーに載っていた質問である。『転職どぉ〜んと!!Q&A』との違いは、『転職どぉ〜んと!!Q&A』は質問の内容が短いのに対し、こっちの方は若干、深刻味がある。しかし両者とも質問の内容が稚拙的であるということに変わりはない。 このS子さん。普段まったく化粧をしないと言っている。それはわかる。そういう女性もいるであろう。しかしこの疑問を解決するために求職のフリーペーパー誌に投稿するというのはどういうことか。友達に聞けばある程度の回答が得られそうなものではないか。 「たくさんありすぎて選ぶのに困ってしまいます」と、なんだか切迫した深刻さを感じるが、たくさんありすぎる化粧品を自己選択できなくて、就職した後に「スーパーに就職したんですが、商品がありすぎて困ってしまいます」などと言い出すのではないか。読んでいるこっちの方が不安になってくる。 ちなみにこの質問の答えを「転職研究室・助手の夢見さん」という謎の女性が答えている。 「私は女子大に通っていたので、女性の就職活動用メイクについては学校の就職セミナーなどで教わることができました」 と、自分の話をして終わっている。S子さんががっくり肩を落として涙を流す光景が頭の中に広がった。 |
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