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| 2003年08月27日(水) 梅干的価値。 |
| 彼女はファミレスに行きたいって言ったけれど、そのファミレスの看板に「ステーキ&ハンバーグ」と書いてあったので、先日自宅マンションでステーキを焼いて上半身火傷を負ったばかりなので、「ここは、よそう」なんて珍しく人の要求を却下して、彼女の手を引いて、もとい、僕は池袋の地理に疎いので、彼女に手を引かれて、ホッケが食べたいという僕の希望を満たしてくれるであろう居酒屋に行ったが、ホッケ850円という値段に驚愕し、僕が後輩とよく行っていた鹿児島の居酒屋はホッケ1匹380円だったので、僕のホッケ的価値は決して400円を超えないものだったが、850円。そんな馬鹿な。 僕はビールより焼酎が好きなんだけど、東京の焼酎には頼んでもないのに梅干が入ってきて困る。それが粋だと思っているようで尚更困る。基本的に鹿児島の居酒屋では焼酎に梅干は入っていない。粋じゃないからである。意味がわからないからである。「焼酎ねー。梅干入ってたら美味しいんだけどねー」なんて行ってる奴は梅干だけ食ってたらいいのである。 日本酒は飲めない。あんなもの飲めない。飲んだとしても翌朝起きれない。梅干入ってたら美味しいんだけどねー。 しかしつまらない。今、大学のスクーリングの講義中。講師は乾電池で動いているのではないかと思われるほど、表情を変えず淡々と話し続けている。こんな講義聴きながら熱心にノートとる学生は、ちょっと駄目だと思う。駄目なものは駄目だと見極めなければいけないと思う。皆寝ちゃえばいいのである。夏目漱石は『三四郎』でこう述べている。 「偉い人も偉くない人も社会へ頭を出した順序が違うだけだ」 実際、そんなものだと思います。今、本屋に行くと、夏休み期間中なので学生向けに「日本文学を楽しもう」みたいなキャンペーンをどこもやっているので、嫌でも夏目漱石やら芥川龍之介やら太宰修やらが目に付くので「どれ、たまには純文学を楽しんでみようかしらん」なんて実に軽薄な決意で文庫本を手に取り、レジへ向かい、帰りの電車の中で本を開くと、旧かな使いに疲労してあっという間に寝てしまう。 |
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