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| 2003年05月25日(日) 懸命の捜索。 |
| 昼食にインスタントカレーを食す。フローリングにあぐらをかいてカレーを食いながらテレビに見入っていた。テレビに見入っていたのではなく、磯野貴理子に見入っていた。僕は磯野貴理子が好きなのだ。あまり人には言えないけれど、磯野貴理子が好きなのだ。なんかウザったくて好き。ああいうタイプの女性は彼氏の前では塩らしく女らしくなるということが世の中の定説だけど、磯野貴理子に限っては彼氏の前でもウザったそうだから好き。大好き。あまり人には言えないけど。化粧も濃いけど。グルメ番組なのにすごい剣幕で喋るからご飯粒とか飛んでたりするけど。 と、その時、あぐらをかいたジャージの上にスプーンからカレーの具が落ちたような感触があった。ヤバ。人参だかジャガイモだか落としてしまったよ。ジャージにカレーつくとウンコこびりついてるみたいで嫌なんだよなぁ。と、ジャージの上を詮索するもカレーの具の欠片は見つからず。確かに落ちたはずなのになぁ。と、立ち上がる。ジャンプとかもする。ない。ないよ。気の所為かしら。と、ここで諦めてはいけない。もし気の所為ではなく、実際にカレールーにまみれた豆粒大の人参が落ちていたとしたら、おそらく俗にいう神様の悪戯で人参は暫くの間、身を潜めているだけで、ある日ひょっこり、朝起きて、ベッドから降りてトイレに行こうとしたその時、ブニ。と。ブニ。と。カレールーにまみれたあの日の人参を踏んでしまうかもしれない。朝とかに踏んだら最悪。1日中不愉快な気分になることは保証されたようなもので、僕は不愉快な思いはできるだけ避けて生きていきたいと思う性分なのでここはどうしても人参の欠片を発見したいCMの間に。 CMの間。時間にして2分。全力で人参を捜索する。人参(一瞬気を抜いたことにより現に行方不明の状態にあるもので、かつ周囲の状況から既に踏んでいると推測されるものも含む)の捜索は、災害規模等の状況を勘案して、消防対策部、各警察署、海上保安部、自衛隊等の関係機関及び地域住民の協力を得て行うことも考慮したが、馬鹿馬鹿しいのでよした。 結局、人参は発見できず、夜更けを迎え捜索は打ち切られ、悶々とした気分でベッドに入るに至れり。嗚呼この部屋のどこかに人参が落ちている。どこかに落ちている。いつか踏んでしまう。と、こんなに悶々とするのなら、いっそのことブニと踏んでしまったほうが、どんなに救われることだろうか。 |
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