2003年05月16日(金)  ハッピーエンド。
事実は小説よりも奇なりとよく言ったもので、世の中何がきっかけで誰と出逢うかわからない。それが運命と呼ぶのならそれで結構。偶然と呼んでも構わない。必然といわれたら、それはちょっと違うけど、まさか僕と彼女が。ね。その「まさか」が世の中では曲者なんだよ。
 
とある女性と恋に落ちて、しこたま腰を打ちつけた。まさか。ね。そういうものなのです。人生って多分。恋多き人生を送ってきて、必ずともハッピーエンドを迎えるわけではなく、器が小さいだの恋に恋をしてるだの他に好きな人ができただので、むしろバッドエンドの方が多いのだが、ん? 恋愛のハッピーエンドとは何だろう? と自問した場合、結婚? 否。二人の関係のプロローグが終わった時がハッピーエンドだと定義付けることができる。
 
「好きだよ」
「私も好き」
 
とりあえずここでハッピーエンド。ね。男らしい意見です。後のことはよくわかんなーいと煙に巻く。かのグールモンはこう述べてます。
 
『男は恋を恋することからはじめて、女を恋することで終わる。女は男を恋することからはじめて、恋を恋することで終わる』
 
読めば読むほど味わい深いスルメのような言葉ですが、然り! まさしくその通りであります! と思う反面、僕の中の屈託していない純粋な部分では、この言葉を否定することもできるのです。
 
「好きだよ」
「私も好き」
 
僕は彼女に「好きだよ」と言い続けることにより、その言葉が鈍磨され、色褪せていくような恋はしたくない。「好きだよ」と言い続けることにより、その言葉が洗練され、より濃密になっていくような恋をしたい。
 
と格好をつけてみたはいいけれど、やはり恥ずかしい。
 
とある女性と恋に落ちて、しこたま腰を打ちつけた。まさか。ね。そういうものなのです。人生って多分。
 

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