2003年05月04日(日)  目的のない人たち。
友人から「元気?」「生きてる?」などの電話が掛かってくるけど、全然元気じゃないし生きてない。財布を見たら700円しか入ってなくて、晩飯は吉野家に言って280円の牛丼並盛を食べたら残り420円。明日の電車賃を差し引くと残り80円。全然元気じゃないし生きてない。明日はうまい棒8本食べたらそれでおしまい。朝食は抜いて、昼食と夕食に4本ずつ。1本当たり60Kcalだとして、4本で240Kcal。全然足りない。引越し1週間にして餓死が決定的になってきた。なんという悲しき孤独死。なんて。銀行行けば済む話なんだけどね。
 
あぁ腹減った。いつもは晩ご飯食べた後はあまり空腹を感じないんだけど、今日は80円しか使えないという実状があり、それを考えるとなぜか腹が減る。実際問題、今からコンビニに行って80円で何が買えるかと考えれば、おそらく何も買えまい。うまい棒などの駄菓子を下手に食べてしまったら、余計腹が減る恐れがある。冷蔵庫にはキムチとビール。ビールなんて誇大表現してしまったけど、実は発泡酒。東武ストアで売っていた1本100円のドイツ産発泡酒。誰か飲んだことあるひとー。誰かいなーい? なんかすごい味がします。あまり飲もうとは思わない。だけどそれしかないのでそれを飲みます。キムチがせめてもの救いです。
 
今日の池袋も、目的がない人たちでいっぱいでした。いや、何らかの目的はあるんだろうけど、ちっとも合理的じゃない。道の歩き方とか階段の降り方とかティッシュ配りの配置とか、休日なのに制服姿の女子高生とか、それに群がる病的に肌が黒い男たちとか、ビックカメラの店内に延々こだまするビックカメラの歌、ならびにその音量。迷子の子供と、誰も相手にしない大人たち。また講義を遅刻した僕と、隣の女の子のメールアドレスと電話番号。メールの返信と、Re>Re:>Re:>Re:>Re:という件名。
 
腹が減った。「タコわさびのカルパッチョ食べてるの。食べる?」なんていう不毛な電話。「馬鹿」というと「馬鹿だって〜」と受話器の向こうの複数人と騒いでいる。
 
「来る? こっち楽しいよー」
「飛行機の時間がないし、あったとしても80円しか使えない」
「ダメじゃん」
「銀行はとてもシビアだ。全部潰れてしまえばいい」
「意味わかんない。じゃあねー」
 
頬がこけてきたような気がする。気がするだけであってほしい。明日は銀行に行こうと思う。女房を質に入れてでも銀行に行こうと思う。

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